さて今回はいよいよ豊臣秀吉の直江兼続引き抜き工作が始まりました。
もちろん兼続の意志は固く、はっきりと決まっています。
ただし相手は太閤秀吉です。
この兼続、引き抜きにどのような手を使って来るでしょうか・・・。
また兼続は千利休の訪問む受けていろいろと忠告されました。
利休はまた石田三成にも気をつけるようにと、謎のような言葉をも残すのでした。
そして秀吉は黄金の茶室で、景勝、兼続主従をもてなします。
その後についに本題に切り込んできました。
ただし大量の黄金をその前に積み上げました。
まず黄金で何とか兼続の心を動かそうとするのでした。
しかし当然のように兼続は、拒否しました。
すると今度は秀吉は怒り、兼続を成敗しようとします。
それでも兼続の心は変わらないのでした。
ついにさすがの太閤秀吉もこのことをあきらめたのでした。
またその後、秀吉はお禰(北政所)からたっぷりと、怒られました。
でも秀吉の顔には笑顔がありました。
よくできた器を自ら壊すほど、ばかではなく、人間ができていないということもありませんでした。
越後ではそのようなことを知らず、仙桃院は
「景勝、兼続主従に早く後継ぎを」とそれぞれの侍女を煽るのでしたが・・・。
このように上洛も無事に終わりました。
石田三成の機転で、真田の姫も助かりました。
ただし石田三成に兼続は、忠告するのでした。
このままではよくないということを言います。
上杉景勝、直江兼続は無事に越後へ帰りました。
そしてさっそく、後継者の件を煽られる二人でありました。
また同じ頃ある大物の方にも大きな転換期が訪れていました。
もう一人秀吉に臣従していなかった男、徳川家康です。
徳川家康は秀吉の妹、朝日姫を妻にしておりましたが、まだまだ上洛していなかったのです。
しかしついに上洛、秀吉に拝謁して、臣下の礼をとったのです。
両者のあの有名なエピソード
「陣羽織をいただきたい」のシーンもありましたね。
これはこの前夜こうしてくれ、と秀吉が頼んだらしいのです。
今回はそのシーンこそありませんでしたが、いかにも「猿と狸の化かしあい」という作り方でしたね。
また本作品の徳川家康は頭に変な瘤があります。
これまでの放送で何か帽子のような物を被っているかなぜか?と思ったらこういったわけでありました。
この瘤の件につきましては、本HPのリンク先でございます、大相国日光山様のHP「家康公の時代」の柳営日誌に
書かれていらっしゃいますので、御覧になって下さい。
http://f49.aaa.livedoor.jp/~ieyasu/nissi.html さてこの戦国時代も統一に向かって近づいてはいるようでした。
そのような流れの中で、大国越後と名家上杉家を守りぬくために、今後景勝、兼続はどのような舵取りを、行っていくのでしょうか・・・。
ただ
「まずは後継者です」と仙桃院に煽られる二人でありました。