あまり知られていない長野県の南信州、木曽南部のご紹介をします。

2009年 05月 の記事 (31件)

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御蔵島へリポートに到着すると、スペシャルオレンジさんが迎えに来てくれていて、即2晩お世話になる村営の御蔵荘へ。一休みして村で唯一と思われる御蔵荘のすぐ下にある食堂に行き昼食。食べた物は梅の香りのするスープで作ったラーメン。初めて食べたものですが美味しかったです。その後スペシャルオレンジさんの事務所へ。そこでイルカウォッチングするためのウェットスーツに着替え御蔵港の桟橋に移動。そこでイルカウォチングするため船から海に入っているかを見るための練習。チャーターした船の船頭さんが、船に乗るのは明日より今日の方が海の状況が良いということでついたその日に船に乗りました。

写真はスペシャルオレンジさんの事務所に飾ってあった看板ですが、自分でデザインした看板だとのこと。作ってもらったのは業者さんとの事ですが、空き家を借りて内装は全部自分でして、たいしたものです。到底私には出来ないことで感心しました。
スペシャルオレンジホームページ
2009 05/31 04:03:33 | none | Comment(0)
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各地の観光協会のHPはよく見ているのですが、御蔵島観光協会のHPはたいしたものだと思います。御蔵島への観光に対するFAQと掲示板、行ってみたいと言う人には大変役に立ちます。また、掲示板を読んでいますと行ってみたいと言う気持になるのではないかと思います。ブログも作っていまして、詳細に当日の様子が分かります。管理人さんがホームページ作成の腕があることと、こまめなのだと思います。各地の観光協会様でも見習うべきだと思いました。

このHPでも言っていますが、御蔵島の場合ガイドがいなければ入ってはいけないところ、車でないとちょっと無理だと言うことがすぐ分かる地図などもあり、観光ガイドが必要だということもわかります。

天候の具合で予定通りの出島ができないこともあると書いてありますので、日程の余裕と資金の余裕が必要ですが、この島ではクレジットカードが使えないようですので、ゆうちょ銀行のカードでATMからの引き出しなら出来ますので青ヶ島にしても離島に行く場合はゆうちょ銀行に口座を作りクレジットカードの換わりにゆうちょ銀行カードを持っていけば万が一のときにも安心です。

私の場合は、スペシャルオレンジさんとこまめな打ち合わせをして、宿やイルカウォッチングの船の手配、飛行機やヘリコプターの手配の仕方など教えてもらったので、きわめてスムーズな旅行が出来ました。実際問題として船とジェット機、ヘリコプターの予約の組み合わせの仕方などは、現地で生活している人でなければ知る由も無いわけです。全く御蔵島は初めてと言う方は、スペシャルオレンジさんのような業者さんとメールや電話で連絡を取りながら計画を立てることをお勧めします。私たちが御蔵島を離れる日も、船は欠航でヘリコプターの予約もしておかなかったら予定通り帰ることは出来ませんでした。

御蔵島観光協会HP

スペシャルオレンジHP

2009 05/30 07:49:31 | none | Comment(0)
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御蔵島村役場の資料によりますと、東京から約200kmの海に浮かぶ周囲16kmの島だそうです。私はその倍ある青ヶ島に先に行き、青ヶ島と八丈島を結ぶ還住丸の就航率が50%を切るというので、ヘリコプターで八丈島経由で御蔵島に行きました。ヘリコプターに乗っている時間は八丈島で一旦ヘリから降りてターミナルに入るのですが、約1時間で御蔵島のヘリポートに着いてしまいます。日程に余裕があれば、天候の悪い日は青ヶ島で次の船が出るまで図書館で本でも読んでのんびりした旅をしたいものです。

また東京港から直接御蔵島に行くには、夜22:20発の八丈島行きに乗れば翌朝6:05に御蔵島港に着きます。これに乗った妻の話では、見知らぬ人と話ができたり、デッキを行ったりきたりしてとても楽しかったようです。すっかり興奮していました。万が一海が荒れていて船が御蔵島を素通りしてしまった場合を予想して事前にヘリの八丈島から御蔵島までの予約をしておけば、ヘリの代金はかかりますが、船賃はそのままで御蔵島に来ることができるそうです。

御蔵島に着いて観光ガイドをしている甥っ子に聞いた話では、車の鍵をかける必要は無く、窓は開けっ放しでも問題はないとのこと。また、この島では子供を大事にしていて、中学校までは鉛筆も消しゴムも全て村が用意してくれるとのことで、人類のユートピアに来たような話でした。

昨今の不景気で犯罪が多発している本土と比べますと雲澱の差だと思いました。なお、御蔵島にはレンタカーもタクシーも無くバスも走っていませんから、島内観光は歩くか、知り合いの車を借りるか、観光ガイドに案内を頼むかしないといけません。しかしながら歩くと言うのでは、周囲16kmとは言え、青ヶ島に劣らない急峻な地形ですからとても困難だと思います。

観光地は船でイルカウォッチングをするか、ドルフィンスイムをするか。また夜ナイトウォッチィングと言って山奥に行き、世界最大のオオミズナギドリ営巣地の見学、宿に申し込み時にこれらの観光もしたいと申し込めば手配してくれるそうです。私たちは観光ガイドをしている甥っ子に頼みました。

御蔵島村役場紹介ページ

御蔵島観光ガイドスペシャルオレンジ
2009 05/29 09:59:14 | none | Comment(0)
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どうもクライスラーに続いてGMも破綻しそうだと言うこと。いったいこの影響が私たちの生活にどのように響いて来るのか。そんな心配の中l昨日久々に自民党麻生党首と民主党鳩山代表の党首討論が行われた。何か明るい材料があるかと期待してみていましたが、話がちまちましていて、貴重な国会運営の時間を使うのには問題があるなと思ってしまいました。エネルギーをどうする、食料をどうする、安全保障をどうすると言ったような国民が関心あるような話は出てこないで西松問題が麻生首相の口から頻繁に出ていました。

GMが倒産した場合は歴史上世界最大の製造業の倒産ということで、連鎖的な影響で100万人の雇用が失われるとの予測もあるようですが、すでに200万人の失業者がいるのに加えて大変な数になり、アメリカの購買力は低下の一途と言うことになると思います。アメリカ政府はこれを防ぐため、国債の発行を増やして何とか持ちこたえたいと言うようですが、誰が買ってくれるのか。今のところ中国に期待していて、それでも足りなければ次は日本にと言うことになるのでしょう。しかし今の日本は郵政民営化問題でもめていておいそれとは行かないと思います。そうなればアメリカは窮地に陥ることでしょう。そんな中で、麻生首相は自分の陣営の西松問題には頬かぶりで、民主党をその一点で攻撃しています。これはどう見ても60年以上続いてきた政権政党と検察官僚の癒着としか国民には見られませんから、いづれ検察も自民党にも手を入れざるを得ない日が来て、麻生首相は自分で墓穴を掘っているようなものだと思います。

庶民の生活が冷え切っているなと思ったのは、花金に安く上げようと回転寿司に行ったのですが、昨年なら満席に近いお店が私達夫婦ともう一組。寿司屋の店員さんの方が多いのです。また、土曜日の夕食時にラーメン屋さんに行ったところ、ここも私達夫婦ともう一人。ハローワーク求人率47%。私が現役の頃時々お伺いしていた協力工場さんの前を通りますと、いつも満タンだった駐車場は4割ぐらいの空き。こんな田舎の工場でもそれがあるお蔭で、兼業農家をやりながら何とか生活していけたのですが、会社勤めの収入がなくなれば農業だけでは食べるのも精一杯で、外食などと言うことはしたくてもできなくなってきているのだと思います。

民主党が完璧だとは全く思わないのですが、財界代表のような自民党ではもう限界だと思います。今回の大ばら撒き資金をどう回収するのかと言えば景気回復後に消費税でと言う話ですが、法人税率に手を加えないで財界を甘えの体質をそのままにし強化させようと言うことらしいのですが、そういう甘い考え方がクライスラーやGMの破綻につながったのに、全く困ったものだと思います。日本の製造業、流通業を強化するためには、庶民の購買力を強化して内需を拡大しなければどうにもならないでしょう。物さえ売れていれば何とかなります。そのためには、私は農山村がお金を生み出せるようにする必要があり、荒廃した山林や農地、川、海からバイオエタノール生産のための原料を取り出し、ガソリン代替エネルギーにする方法が一番良いと思うのです。いかがなものでしょうか。
2009 05/28 09:29:29 | none | Comment(0)
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資料は、日本地熱学会資料を参照しました。

昨日ブログのエントリーを終えた後、地熱エネルギーを日本で使えるところはどのくらいあるだろうかと調べていたところ、いろいろの資料があったのですが「日本地熱学会」と言うところの資料に上図のような資料がありました。近畿地方に少ないものの42度以上の熱水が出るところはあり、メタンガスを発行させるのに必要な温度(37℃)は確保できそうですし、そのガスを使って工業用のメタンガスを取り出すための熱源にすることも可能だと思いますので結構日本ではメタンガスを使ったバイオエタノール生産は安くできるのではないかと思ってしまいました。

地理的には、北海道、東北、中部、九州地方に多いので、大都市から出てくる人糞をこれらの地方に持っていくことが大変ですが、油と遠い油田地帯から運ぶことを考えれば、大型タンカーで地熱発生地帯の港まで運びそこからパイプで運んだり、大型の衛星車で運んだり、またはパイプラインで大都市と結ぶなどして地熱を利用してメタンガスを作りそれを今度はエタノール生産地点に鉄道やタンクローリーなどで運び、エタノール生産のためのエネルギーに使うなどすれば、燃料エネルギーに乏しい日本としては価値あることではないでしょうか。

人糞などは下水として処理されているので、水分が多すぎ運送に無駄が多いと言うことになれば、水分をろ過する装置が必要になると思いますが、そんなにたいした工夫は要らないのではないかと思います。電気エネルギーなどを熱に変えることは大変な費用が必要になることから、熱源には地熱を使うことが一番だと思います。地熱を使った発電では、大変な初期コストがかかることと、ランニングコストとして、頻繁なパイプ交換、タービンの補修コストが必要となるそうですが、メタンガスを作る程度の設備なら、37℃程度の温度があれば良いとのことですから、場所によっては直接大地から発酵施設にパイプで送り込むこともできそうです。発電タービンを回すほどの高圧の水蒸気は不用ですから、地内に高圧と、噴出する硫化物に耐えられるパイプの埋め込みは不要となり安くできるのではないでしょうか。埋め込むにしても高耐圧性は要らないので、対硫化性だけを考慮したパイプで良いので比較的安くできると思います。

それに、今はプロパンガスで走っているタクシーなどの燃料としてもメタンガスは使えると思いますから、タンクローリーの燃料としても使えられれば、一石二鳥だと思います。とにかくバイオエタノールを原料生産地域とと、消費者の近くで作ることが大事ですから、今は夢のような話であったとしても、研究に研究を重ねて実現化しないと日本の将来は無いのではないかと思う次第です。

2009 05/27 12:49:04 | none | Comment(0)
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バイオエタノールガソリン製造方法には二つの方式があり、バイオエタノールとガソリンの直接混合方式(世界生産の7割を占めるアメリカ、ブラジルの方式)と、日本石油連盟が主張しているETBE混合方式(量は少ないがEUでも採用)について、どうして石油連盟がETBE方式に固執するかを推測させる記事がありましたのでご紹介します。

お話はアサヒビール株式会社豊かさ創造研究所石田哲也さんによる「バイオエタノールは本当にいいものなのか?〜食糧問題とバイオエタノール」でお話された内容です。以降は質問に対する石田さんの回答です。赤太文字は筆者が変更しました。<

石連がETBEを推奨する理由は→エタノールは親水性なので、エタノールが混合されたガソリンに大量の水が混入した場合に、水層にエタノール分が移行してしまう場合がある(相分離という)。ETBEはエタノールとイソブテンの化合物で疎水性であるため相分離を完全に防ぐことができる。ただ、我々は高温多湿な沖縄でE3の製造も行っているが、相分離など1回も無く、分析値的にもE3中の水分は1000ppmを大きく下回っている。ETBEを製造できるのは限られた施設(一部の製油所)だけなので、そこまでバイオエタノールを運んでETBEにすることは地産地消とかけ離れているのではないだろうか。

バイオエタノールを自動車に使うと何か不都合があるかブラジルでもアメリカでも問題は起こっていない。米国に輸出されている日本車もE10で問題は発生していないので、日本でも今のままでE10までは大丈夫と考える。古い車には、部品の中でエタノールに弱い部位(ガスケットなど)があるものがある。



詳細は、暮らしとバイオニュースでご覧ください。


これによりますと石油連盟が日本中どこでもできるバイオエタノールの直接混合を認めないのは、ETBEという混合方式なら現在の系列を維持できるという石連にとってのメリットを手放したくないためではないかと疑ってしまうのは私だけの推測でしょうか。石油連盟が直接混合方式をだめとする理由は、上記アサヒビール研究者の発言でも問題ないということですし、下記のような資料でも 世界では500億トンも作っているのに、日本では古い資料ですが、30KL。ちょっとふざけないでよと言いたいところです。



直接混合方式が採用されたら、あらゆる所で山や川、海で取れる繊維植物からガソリンの代わりになるバイオエタノールを作ることができ、石油代が外国に流出するのを少なくでき、既存農家でも、ほぼ無限にある植物を刈り取ってエタノールに変えるため現金収入ができ、国のお荷物になるのではなく、日本再生の根幹ともいえるエネルギー供給の重要な役割を果たす中で潤っていくことができるのです。また、農業志向の人でも、農業がすぐできると言うものではなく、3年から4年はかかりますから、その間、先ずは農林業の基礎である草刈、間伐などで現金収入を得ながら本格的な農林業を習得していくと言う方法を取ることができます。



昔から言われることですが歴史上のある時期、国の中核をなしていた産業でも歴史の流れの中でその座を失うときが来ます。たとえば繊維業界、今は力を失っています。政治の世界でも、戦後60年余年政界の中心にいた自民党も今では公明党の熱い支援を受けて漸く座を保っていますが、これも時間の問題だと思います。



石油業界も自民党の下野に伴いその座を失ってくれないことには、日本はもう過去のようにアメリカのバブルに頼ることはできませんし、追いつきつつあるBURICS(ブラジル(Brazil)、ロシア(Russia)、インド(India)、中国(China))、VISTA(ベトナム(Vietnam)、インドネシア(Indonesia)、南アフリカ(South Africa)、トルコ(Turkey)、アルゼンチン(Argentina))諸国(をいつまでも抑え続けることは不可能になり、それこそ戦前の生活レベルになってしまうことでしょう。 現にGDP比では日本は世界の18番目の国になってきているのですから。


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上記グラフは、農業情報研究所(WAPIC)作成グラフです。グラフURLは、世界各国のバイオエタノール生産量

上記グラフからも、日本の取り組みがいかに遅れているかが分かります。
2009 05/26 12:15:17 | none | Comment(0)
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上記写真は、東京都八丈島支庁HP写真を参照させていただきました。

実際この港に入って見ますと、コンクリートで固められた要塞のような感じです。黒潮の力が強く、八丈島を出港した船が接岸できないこともあるそうです。運行率が50%を切ることもあるそうですから、安くて安定した旅の計画が立ちにくいのが難点です。将来バイオエタノール生産が盛んになってくれば、地熱を利用するために大量の原料とバイオエタノールを運搬する必要から、もっと大型の港にして、島の反対側の大千代港も復旧する必要に迫られることでしょう。

日本のエネルギー供給の面から将来が楽しみの青ヶ島ですが、今は観光面では年間数百人程度のことのようで少し寂しい島です。けれども旅行することによって得られることは多い島ですので、団塊の世代、学生さん時間に余裕が取れる方々にはぜひともお勧めのところです。私が参考にしたホームページをご紹介しますので、皆様方もぜひご覧になっていただきたいと思います。見るだけでも楽しいです。

青ヶ島<交通と宿泊>・・・青ヶ島役場総務課

東海汽船時刻表・・・インターネット予約は2割引

ANA東京〜八丈島1ヶ月先予約(7月25日で検索しました)・・・インターネット予約使え最大45%引き

なお八丈島でレンタカーを使われる方は、フリーダムレンタカーでインターネット予約で繁忙期を除き現金支払いで、30%引き、1日100km走ったぐらいではガソリン代が浮きます。

青ヶ島の暮らしをブログで綴っています。

青ヶ島ブログ 青ヶ島の日々の天候、船の様子が綴られていて、三宝港の写真も大きく見ることができます。

青ヶ島に暮らす・・・ 縁あって青ヶ島に暮らす主婦の方のブログです。女性らしい視点から書かれていて安心して読んでいます。

島ぐらし雑記長 子育て中の主婦の方のブログ

そのほかにもあるかと思うのですが、私が見たのはこれくらいです。

地方のお店でも個人でも、HPやブログでお店やその地のことをご紹介いただければ、私たちのような物好き者がリンクで多くの方々に紹介するので、独自のブログで集めるよりより多くの人たちに読んでいただける結構可能性が高くなり、芋づる式に読者が増えていくのではないかと思うのです。今回お世話になった宿は、「あおがしま屋」と言う宿でしたが、HPが無いので残念ですがご紹介できません。宿の女将さん、私もブログを作りたいと言っていましたが、なにせ東京から358kmの絶海の孤島。こういったご要望にこたえて、島役場がすでにブログを作っている人たちを講師に講習会でも開き広めていけば、下手な観光チラシを作るよりかはるかに安い費用で宣伝効果があるかもしれません。

青ヶ島のご紹介を終えるに当たり、(昨日妻が非常に疲れたので、南信濃の温泉に行きたいと言うので、かぐらの湯と言う温泉に行って来たのですが)途中の上村、南信濃の山々を眺めて、急峻な山々、青々とした森、鳥の声(青ヶ島はウグイスの声が特徴的でした)似たところは多いのですが、唯一違うのは青ヶ島は地熱、こちらは水の豊富さでした。それぞれの良さを生かして共通的に発展のための資源としては豊富な植物を生かしたバイオエタノールの生産かなと思ったりもしました。そのためには、日本のエネルギー政策を変えていないと実現しません。しかしながら、政策の変更は多くの国民と多くの国民に指示され監視された政党が生まれ育てれば良いことなので、近い将来変更は可能になってくるのではないかと明るい展望を持ってやっていきたいものです。

2009 05/25 11:48:59 | none | Comment(0)
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ふれあいサウナから帰ってきて、のんびりした後夕食。どんなお魚が食べられるかと期待していたのですが、今日は飛魚が取れたとのことで飛魚のお刺身と、フライなど海鮮物が出ました。私の場合、夕食にはお酒がつき物。昼間宿を出るときに夜はビール3本は飲みたいので冷やして置いてくださいとお願いしておいたのですが、先ずは缶ビールが出てきて、部屋でぐいと1本。しかしながらサッポロビールが無くどうもいまいち。食卓ではビンビールを先ず飲んでみたのですがこれもどうも口に合わない。

それで島酒はあるかとお聞きしたら、焼酎ならあるとのこと。焼酎を飲む前に日本酒を1合熱燗で飲み、焼酎をお願いしました。これは水割りで飲んだのですが、地元で取れたサツマイモを、地元の醸造会社が焼酎にしたものだとのこと。いわゆる芋焼酎なのですがほんのり芋の香りがして美味いのです。それでこれをお土産にしたいので明日帰る時にお願いしますと頼んで、そうとう酔ってしまったので、そのまま部屋に帰りぐっすりと寝てしまいました。

1本買って帰ってきたのですが家で飲んでみますと、どうも青ヶ島で飲んだ味になりません。焼酎の水割りの場合味は混合割合と水の温度、水質によって味が変わるのですが、どうも水質が違っているようです。私の家の水道は、昨年まで日本百名水の一つ言われた「猿庫の泉」系の水道水で、水質は自慢のものですが、かといって何にでも合うわけではありません。

昔、ヨーロッパ6ヶ国ツアーに参加したときは、行く先々でワインを飲んだのですが、フランスのロワール地方で飲んだワインはとても口当たりがよく1本買って日本に送ってくれと言ったら、お店の人から丁重に、「このワインはここで飲むから美味しいのであって、飛行機に揺られたこのワインを日本で飲んでも美味しくありません。」とのこと。フーンそんなものかと思ってそこで何杯か飲んできたのですが、今でも思い出します。

また、つい数年前宮古島に行ったときオリオンビールと言うものをはじめて飲んだのですが、なんだかさらっとしていていくらでも飲めるビールでしたが、東京に帰ってきてレストランでオリオンビールを飲んでみたのですが、味が全く違うのです。暑さは宮古島とそんなに変わらなかったと思うのですが、湿度が全く違い、オリオンビールと言うのはあのからっとした暑さの中ではおいしいが、じっとりと暑い東京では合わないのかななどと思いました。

お酒に限らずお料理にしても、その地域の風土や水質、天候に合ったように作られているものだと言うことを何かの本で読んだ記憶があるのですが、青ヶ島の焼酎は青ヶ島の風土、気候、お水にあったように作られているのかもしれません。ですから旅に出たら、お酒にしてもお料理にしても各地の歴史あるものを頂いてくるのが正解のようです。八丈島では八丈島の周りの島々の焼酎がホテルで飲めましたので比べてみると楽しいと思います。

私たちの南信州には、きくすい酒造、私の故郷には小野酒造、伊那や駒ヶ根にはいくつかのその地の酒造会社がありますので、その地にあったおいしいお酒を造っていってもらいたいものだと思います。
2009 05/24 06:56:24 | none | Comment(0)
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写真は辰野町の水飲み場に合った警告板です。

昨日、青ヶ島では車の窓は開けっ放し、鍵をかけずにお風呂に行くと書きましたが、一昨日母を飯田から辰野町に送りその帰りに、辰野の名水で喉を潤していたとき前から立ててあった警告看板がいやに目に付き写真に撮ってきました。「車上狙いに注意」と言うもので、当たり前のことと思っていたのですが、人間社会ではどちらが本来ある姿かといえば、青ヶ島の方が優れていると言えるでしょう。同じことは御蔵島にも言えて、御蔵島の観光ガイドをしている甥っ子に、青ヶ島には驚いたと言いましたら、御蔵島でも同じだよと当たり前のように言っていました。

しかし、いつの日か、飯田や辰野が窓は開けっ放し、鍵は車に付けっぱなしで安心して車を離れることができる日が来るでしょうか。最近では車どころか、コンビニエンスストアで集団強盗もありました。考えさせられます。

その後、ふれあいサウナでゆっくりサウナとお風呂に入ってきましたが、サウナ温度は60度ぐらいだったと思うのですが、私の行っているサウナは100度くらいで熱いくらいですが、60度は耳がちんちんになると言うことが無く柔らかでした。お風呂も小さいけれど始めてあった人たちも快くしてくれて気持がよかったです。多分青ヶ島の宿に泊まった場合、宿で入浴タオルなど貸してくれると思いますので、皆様もぜひ入って見られることをお勧めします。
2009 05/23 04:08:06 | none | Comment(0)
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元気な宿の女将さんは20分か30分で一周できると言っていた内輪山でしたが、私は約1時間係り回り終えました。ちょうど地熱釜に入れた芋と魚が良い頃かなと蓋を開けてみますと、ちょうど食べごろ。今度は卵を入れて、芋と魚を食べている間にゆで卵を作りました。道路の縁石に座って食べたのですがお尻が熱くなってきて、見ると湯気が出ているではありませんか。それで場所を変えてみましたが、舗装された道路自体が全面的に熱いのです。

山を見ますと写真のように湯気が出ています。この地熱を使って地熱釜やサウナ、お風呂、天然塩を作っているのですが、燃料代がただと言うすばらしい環境です。そこで思ったのですが、こういう地熱を使って、バイオエタノールを作るための糖質の発酵や、蒸留の熱を使えば製造コストは非常に安くでき、直接混合方式ならこの島全体のガソリン使用量くらいのバイオエタノールを作り出すことはできるのではないかと思ったのです。今は遠い内地から運搬しているのですから、190円ぐらいと高くなっているガソリンですが、130円くらいで供給することも可能かもしれません。石油連盟が直接混合方式に同意さえすれば世界的な方式である直接混合方式はすぐできるはずです。これも石油連盟から政治資金をもらっている自民党政権が続く限り無理かもしれません。

山国である南信州には火山がありませんから、地熱を利用すると言うことはできませんが、人糞、家畜の糞などはたくさんあり、人糞について言えばほとんど貴重な水で流してしまうのですから、これを下水集積地でためて、太陽熱を利用し発酵させメタンガスを取り出し燃焼させて熱源とすれば、地熱の代わりになるのではないかと素人考えですがどんなものでしょう。日本全体で言えば、1億数千万人分の排泄物があるのですからものすごいエネルギー源に成るわけです。電気エネルギーにしても、太陽電池などは、レアメタルなどで元がかかっていますし寿命と言うこともあり効率の良い話ではないと思います。今のところでは、不完全な風力発電がそのうちに完成してくることと思いますので、これを使って設備を動かす。

日本の場合資源がない国ですから、輸入資源に頼らず自然にあるもの、循環できるものは循環させてローコストでエネルギーを取り出すことを考えないと到底追いかけてくる後進国と太刀打ちできなくなるのは目に見えています。しかしながらこういう流れを作ることは従来日本のエネルギーを支えていた業界の利益と対立するものですから相当強力な政治力がないと流れを変えることは不可能だなあなどと思いながら、芋と魚と卵を食べてお腹がいっぱいになったので、その場を整理して車に戻り宿で用意してくれた入浴用のタオルを持ってふれあいサウナに入りました。

この時、後から後から島の人たちがふれあいサウナに来ていたのですが、車は施錠などしないで、窓は開けっ放し。昼間の社会福祉バザー会場でもそうでしたが、この島の人たちは車上狙いなどは全く考えていないようでした。のんびりした性格の私ですが、車を離れる時、窓を閉めて鍵をかけるというのは当然に身についた行為ですからびっくりです。けれども本来人間が信じあって生きていける社会を作り上げると言うことが求められるわけですから、この島ではそれがもう出来ているといっても良いのかもしれません。
2009 05/22 09:20:20 | none | Comment(0)
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昨日の崖を回っていきますと写真のような風景が出てきます。ここは湯気が上がっているのでかなり熱いようで草木が生えていません。下に見えるのがふれあいサウナやキャンプ場の駐車場です。ふれあいサウナは駐車場の左側にあります。先日書いた技師さんらしい人の話では、この傾斜を近回りのため降りたようです。道なりに行きますとかなりの距離を大回りしないとこの駐車場につけません。ここで2転3転して難儀したとのことです。下まで転げ落ちたら大怪我は免れなかったことでしょう。

駐車場の下に建物がありその向こうは外輪山の崩落した痕で、この外輪山からも白い湯気が昇っています。休火山と言ってもまだまだ生きているようです。遊歩道は草木が刈られていて安心して歩ける道でした。この後駐車場横にある地熱釜に到着しました。
2009 05/21 06:43:34 | none | Comment(0)
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青ヶ島の内輪山の淵を歩いていますと写真のような場所があります。ロープが張ってあり、ロープの外側に出て下がどうなっているか確認したいと言う衝動に駆られます。けれども誤って足を滑らせて転落と言う事態も予想されます。ですからロープの外には出ませんでしたが、今日の新聞ではインフルエンザがはやっている大阪や神戸で、休校中の自宅待機を指示されている中学生高校生が、繁華街をうろついているとの報道。これだけ大騒ぎになって、休校措置を取っていても守らない生徒がいる。

昼間は親がいない場合が多いので外出の制止が難しいとしても、今では夜中も働く親が多いので、余計難しいのだと思います。けれどもこういう所に、集団で登った場合少数の先生が多数の子供の行動に目を凝らしていても、中にはふざけて度胸試しのような行動を取る子供もいて、目を離した一瞬の隙に滑落と言うことだってありえます。そうなれば教師の監督責任だということで裁判にもなりかねません。

子供たちの中には、小さな頃から両親が昼間も夜も関係なく働かざるを得ず、家庭での躾がほとんどできていない子供も多いことでしょう。先生の言うことなど聞いているのは馬鹿だぐらいに思っている子供もいます。親が先生と力を合わせて子供の躾をどうするかなんてことは考える暇も無いくらいなのだと思います。

そんなことから、こういう危険があるところは、家庭で親が責任を持って監督しつつ登られた方がよいと思いました。書いていて思い出したのですが私が住んでいる飯田市でも天龍峡の通学路で高校生が通路の端にある防護作を乗り越え転落して死亡した事故がありました。通学路でさえもそうなのですから、ほとんど人が通らない険しい山道ではなおさら安全に注意するべきだと思います。旅はいろいろのことを勉強させてくれます。

2009 05/20 08:50:34 | none | Comment(0)
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PIC_0099.JPGPIC_0101.JPG内輪山噴火口の淵を回っていきますと左手に、写真のような鳥居が見えます。横に説明看板があり読んで見ますと出産、月事の人、喪中の人などは不浄として池の沢に足を踏み入れることができなかったが、当時の名主が限りある労働力を活用するためにこの位置に神社を立てお参りして農作業ができるようにしたとあります。

頭の良い名主さんだったのですね。信心を他の神様で打ち消して島民に安心して働いても良いと言うように信じこませてしまったのですから。こんな類の話は今でもいくらでもあることだと思いますが、信心と言うのは人に不安がある限り無くならないものだと思いますが、たわいの無いことなら良いですが、国家信教だとかいう話になってきますとものすごい力を発揮しだすので注意が必要です。

昔の武士は、戦いで敵地をのっとった後は、敵地の神社仏閣にたくさんのお金を施し、人心を集めようとしたそうですが、なるほどと思いますね。ここでけちけちしていたら人心は収まらず不安定な状況が続いたのだと思います。長野県南信州の町村誌を見ますとこのことが書いてありますが、信州とは遠く離れたこの青ヶ島でも同じようなことが書いてあり、やはり一つの国だなあと言う思いがしました。

2009 05/19 05:43:51 | none | Comment(0)
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外輪山を下りて行き、平坦な道路をほぼまっすぐに行きますと、「ふれあいサウナ」と言う看板が右手見えやじるに沿って左手に折れていきますと小さな公園があり駐車場に車を置き少し下りますと右手に写真のような地熱釜があります。その下にふれあいサウナがあり、その下に、ひんぎゃの塩生産工場があります。

旅行に出かける前にパンフレットで見た地熱釜とは違いましたが、気の良い宿の女将さんに頼まれた食料を、ふれあいサウナの管理人さんに届けて地熱釜の使い方をお聞きしたところ、芋などは1時間、卵は20分以上入れると皮が割れてしまうとのこと。また、地熱の温度は日々変わっているので時間は目安だとのこと。お聞きしておいて良かったです。ついでに内輪山丸山周りのことをお聞きしたら、内輪山の中に近回りをする道があるがその中には入らない方が良いとのこと、一人旅では転んで動けなくなったときどうにもならならないとのことでした。外に出て設備点検に来ていた技師さんにちょうどお会いしたので、どこから登ればよいかお聞きしたところ教えてくれて、「とにかく遊歩道を歩き、近回りをしないこと、自分は小学生の頃近回りをしようとして2転3転しひどいめにあった。」とのこと。

そこで、地熱釜の中に宿の女将さんからいただいた、芋と魚を入れ、女将さんの話では20〜30分と言う内輪山の淵を回ってみることにしました。遊歩道は最初は整備されていたのですが途中から刈り払っただけの道になり、久しぶりの山歩きだったので息も切れますし、こんなところで動けなくなってももう誰も登って来ないだろうと、慎重にゆっくり回りました。登りですから汗もかきますが、木立を吹き抜ける風がなんとも気持が良かったです。こういう道が天龍峡辺りにもあればいいのだがと思いながら回りました。


2009 05/18 07:57:51 | none | Comment(0)
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集落のある地域から島唯一の港三宝港方向に外輪山を越えて進みますと、右手に今日の写真のように小さなプリンのような山が見えてきます。これが丸山と言う休火山で、個々が噴火する前は大きな池があったそうでそれで池の沢と言う地名だそうです。田んぼもあったようです。

山には椿が植えられているとのことでこれは地元の人たちが植えたそうです。写真でもお分かりいただけると思いますが、ほとんど原生林でこれらなどもバイオエタノール混合ガソリンがアメリカやブラジルなどと同じ直接混合方式を採用すれば、人が作業できる勾配の地には、バイオエタノールの原料になる植物を植え刈り取って、島内にある焼酎工場でエタノールに変えて使えばよいと思いました。

この写真では分かりませんが、外輪山の崩壊したところからも煙が上がっていまして、道橋の側溝からも白い煙が上がっていました。最初爆発の予告ではないかと心配になりましたが、たまにすれ違う地元の車は、全く無頓着に通り過ぎているので私もそのまま進みました。休火山と言ってもまだ息づいているのです。この地熱を利用してバイオエタノール生産の熱源にすれば、燃料費はただと言うことになり大変好条件の地だと思いました。
2009 05/17 09:41:51 | none | Comment(0)
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青ヶ島地図.jpg
地図は青ヶ島語紹介のために青ヶ島役場作成の地図を参照させてもらいました。URLは青ヶ島役場観光パンフ3ページ

青ヶ島は周囲9kmと聞くと歩いて回れそうな感じがしますが、とにかく坂が多くて港から集落まで歩いたら1時間半近くかかってしまうとのことですし、タクシーもバスもありませんからやはりレンタカーがほしいところです。そして私の場合、ヘリポートに車を置いておいてくれたり、帰りにもヘリポートへ乗り捨てで良かったので助かりました。到着日にはレンタカー屋さんと顔が合わず、宿泊先の女将さんが迎えに来てくれてその車で宿に行ってしまったのですが、レンタカー屋さんも迎えに来てくれていたたそうです。

車がないと内輪山内にあるふれあいサウナや、丸山、集落と反対側にある三宝港という港を見ることができません。もちろん日程に余裕があって体力に自身のある方は歩きで島内を回った方が充実した旅はできると思います。下記に徒歩で回った人の旅行記のご紹介をしますが、お読みになられてこれなら私にもできそうだと言う方は挑戦してみてください。

島の周囲には道があるのですが、島の西側にある三宝港へ行く道は崖が崩落して通行止めになっていました。また島の東側にある今は使われていない大千代港への道も崩落のため通行止めでした。レンタカー屋さんは一軒ですが、たぶんいつでも借りられると思います。一応予約はしておいた方が良いとは思いますが。

昼前に青ヶ島に着き、昼食前の時間に、島の西側を先ずは大千代港方向に回り始め、崩壊で通行止めの部分まで行き戻って三宝港まで行き昼食に戻り、その後宿でふれあいサウナ近くの地熱釜を使ったお料理用の生卵や芋魚をもらい地熱釜に卵以外を入れ、内輪山丸山を徒歩で一周。帰ってきた頃出来上がっているので食べながら卵を地熱でゆでてそれを食し、ふれあいサウナに入って、お腹を少し減らしてレンタカー屋さんに行きガソリン満タンにして、宿に戻り近くを散策そして夕食。翌朝もう1回内輪山丸山を見たくなったので朝食前にカメラを持って出かけ撮影。帰りにヘリポートと宿の間の道を確認して朝食。この後ゆっくりして、ヘリポートまで行き車を返して八丈島経由で御蔵島まで行きました。

青ヶ島では滞在時間24時間と言う身近な旅でしたが、3日間あればご覧いただく旅行記にあるような詳細な観光ができるかと思います。写真はいくつか撮りましたので明日以降ご紹介します。青ヶ島てどんなところだろうとか、行って見たいなと言う人にはお勧めのホームページです。

青ヶ島旅行記
2009 05/16 12:47:43 | none | Comment(0)
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小中学校.jpg

青ヶ島へリポートに立ってみますと、周りは写真のような低木で囲まれています。写真の建物は青ヶ島の小中学校です。生徒数は21人とのこと。高校以上は東京や八丈島に出て行くそうです。親の負担は相当なものだと思います。考えて見ますと周囲9kmの小さな島ですからたいした産業も無く、平地も少なく農業でやっていけるわけもなく、高校を建てても人が集まらないと言うことだと思います。

しかしいたるところ原野のような所ですから、これらの所にバイオエタノールの原料になる草木を植えて、島焼酎酒造メーカに持って行きアルコールを作り、ガソリンと混ぜて使うようになれば、一大産業になります。そうすれば人口も現在の185人より飛躍的に増え、高校ぐらいは建てられるかもしれません。島外に出て行くにしても、親の負担感は減ることでしょう。

日本全土にわたってこういう原野のようなところが散乱していますから、こういう土地の有効利用を真剣に考えないと、地球の温暖化防止、エネルギー自給率の向上、失業率の低下等々有効な対策が立てられないのではないかと思います。
2009 05/15 06:36:45 | none | Comment(0)
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昨日のヘリコプターに乗って青ヶ島に到着。御蔵島旅行を思い立ち地図を見ていたら八丈島よりより南に小さな島があり青ヶ島と書いてありました。鬼が島の間違いかと思ったぐらい全く知らない島でしたが、どうせ八丈島まで行くならこの機会に立ち寄って見たいと好奇心が騒ぎ出し計画の中に入れたのですが、結果としては良かったです。

こういう所で島に食らいつき人々が住んでいてくれると思えば、私達信州の山奥に住む人間もそれなりに地域にへばりつき、農山村を維持しなくてはと言う思いが湧きます。最近の風潮として効率ばかりが叫ばれ、投資効率の悪い僻地を切り捨てるようなところがありますが、もっとも大事なのは、故郷を思い国を愛する人々の育成であり、そのためには子育てはこういう田舎ですることが大事だと思います。それがあったから、戦後の日本の復活には農山村から大量の人材を動員できたのだと思います。

そして産業の巨大化、都市部の人口増大ばかりを推進した結果、都市部と農山村の格差増大、少子高齢化の進行や食料自給率の低下、教育格差に悩む日本になってしまったのだと思います。やはり国土全体が平均的に維持されて、都市部からも人が田舎に来ても都市部と同じレベルの生活ができ、教育も同じようにできると言うインフラの整備もしておくのが政治の役割だと思うのです。

実際青ヶ島に来た日は村の年に1回の社会福祉協議会によるチャリティーバザーなるものがあり、宿泊場所の女将さんは本来は青ヶ島には食堂が無いので料金の中には、昼食代が含まれているそうなので、私の昼食を出さなければいけないところ、バザー会場でも村の特産物を使った食事ができるとのでそこで食べてくれないかと言うこと。女将さんもその食事作りの担当になっているらしく、そこへ行けばいろいろの人に会えるし楽しいですよとのこと。もう気もそぞろなので、それで結構ですと言ってレンタカー屋さんまで連れて行ってもらい分かれました。人口の少ない島なので年に一回の行事は村中総出でやって大きな楽しみになっているようでした。

これが都会のお祭りではこうは行きません。そこに昔から住んでいる人、これからそこで家を建てて住もうとしている人は別にしても、アパートや下宿人の多い地域では、その人たちは仮の宿ですから、よっぽど暇でもなければ参加しないと思います。こうして故郷に対する愛着心が薄れていくわけです。子供たちは小さい頃からの行事として身も心も故郷になじんでいくことができます。

子供たちにもいろいろ聞いてみましたが、素直で礼儀正しくよく教育されていました。私の住む南信州でも山奥の村に行くほど子供たちは礼儀正しく教育されています。最も驚いたのは、レンタカー屋さんでこの村では車に鍵をかけるということをしなくても大丈夫で、鍵を車に付けっぱなしでもいいですよと言うこと。実際バザー会場で駐車場を見たところ、車の窓は開けっ放し、鍵を付けっぱなしの車も見かけました。本来日本と言う国は昔はそうであったと思うのです。私の住んでいる飯田市の隣の村では家に鍵をかけるなんてことはつい数年前まではしなかったのですが、食費に窮した人が殺事件を起こしてから鍵をかけるようになったとのことです。

小さな規模の集落では、何をするにしてもみんなで力を合わせないとできないと言うことがあって、助け合いの精神、信じあって生活をしていくと言うことができるのだと思いますが、都会ではこれが難しい。小さな離島などでは、日本のよさがたっぷりと残っているようです。お金になるバイオエタノール生産とインフラさえ整備されていれば、こういう田舎にあこがれて戻ってきたり、都会で仕事の無い人たちの中でも移住してくる人が多くなるのではないかと思います。

ウィッキペデアによる青ヶ島紹介
2009 05/14 08:32:06 | none | Comment(0)
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ヘリコプター.jpg
八丈島〜青ヶ島〜御蔵島間は船がありますが就航率が悪く、青ヶ島行きは50%を切るとのこと、船だけに頼っていると確定的な日程が組めません。それで2ヶ月も3ヶ月も前に旅行日程を組む場合はヘリコプター利用と言うことになります。ただしこのヘリコプターもし当日船が運航した場合は、連絡だけすればキャンセル自由、キャンセル料が発生しないと言うものですので、船とヘリコプター両方を予約しておき、船が運航した場合はキャンセルすればよいのですが、たとえば八丈島〜青ヶ島間ならヘリコプターなら20分、船なら3時間以上かかりますので、船上での時間が長く、余裕のある日程なら良いのですが、余裕の無いときにはその分青ヶ島での観光時間が少なくなってしまいます。

二つの理由で、最初からヘリコプターを予約しておきましたが、ともかく高いです。それでも会社は大赤字で、都からの補助金で成り立っているそうです。ヘリコプター自身が高いですし、9人乗りでいつも満席と言うことではないし、人件費も機長と副機長二人が乗って、各島々にも社員を配置して1日1便か2便の運行を支えているのですから高いのもやむ得ないと思います。

しかしながら、小さな島では港が二つあれば南側の港は荒れていても北側の港は穏やかと言うことがあるそうなので、船の運行率はぐっと高まり、時間はかかっても日程としては確実な日程が組めれるようになると思います。青ヶ島など使っていた港に行く道が崩れてしまったため長らく閉鎖していますが、こういう所にこそ道路特定財源を当てて早期に復旧させてほしいものだと思わずにはいられません。島の観光収入にも大きな影響を与えると思います。
2009 05/13 07:04:59 | none | Comment(0)
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map.jpg
http://www.town.hachijo.tokyo.jp/gaiyo/kankou/kankou-top.html

この地図は八丈島役場作成の上記URLの地図を説明し易くするため、多数のレイヤーを除いたものです。URLをクリックしてみていただきますと、地図上に多数の写真が見られ、右方には、地図上の番号に対応した観光場所の説明がリンク文字から入れるようになっています。

この地図から分かりますように、八丈島には20ヶ所に及ぶ観光地があり、4番の八丈富士だけでも5番のふれあい牧場の上にある八巻道路まで車で行って、その上は歩きで、外輪山まで約1300段の階段、外輪山を一周し、内輪山まで降りていきますと半日はかかってしまいます。私たちの場合、山登りの日に9番の歴史民族資料館を見ましたがこれで半日。1日に2箇所しか見れませんでした。

島の外周は止まらず走れば1時間半近くで回れますが、途中降りて散策すればこれで半日以上、島南部には温泉が多いですからこれにゆっくり入っているとこれで1時間はかかります。私たちは2日八丈島に滞在しましたがとても全てを見ることはできませんでした。旅好きの息子の話によりますと、じっくり見るなら4日は必要とのことです。

八丈島までの船の就航率がどれだけか分からないのですが、御蔵島などは東海汽船が素通りしてしまう日が何日かあったのですが、八丈島には来ていましたので台風でもなければ就航率は高いと思います。夜中に東京港を出て八丈島に9時半頃着く船を利用すれば、何回かに分けて八丈島を見ることはできると思います。

もし時間とお金の余裕ができたら、今度は船で大海原の中をのんびりと、もう一回八丈島に行き、8番−八丈植物公園、15番−裏見ヶ滝と温泉にゆっくり入って来たいものだと思います。

世の中不景気ですし、世界的なインフルエンザ、この際国内旅行でお金を落とし景気回復に貢献することも大事だと思います。離島の場合日数が天候の具合で不確定ですから、時間とお金に余裕のある定年退職後の世代がご夫婦とか仲間で出かけられたらいかがかと思う次第です。
2009 05/13 07:03:18 | none | Comment(0)
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歴史民族資料館と言うのは大体の土地にありますが、八丈島では流人が多かったということで、日本各地からいろいろの人が流されてきて一種の異文化交流の地であったようです。資料館の文書にも島の歴史は流人から受けた影響は大きかったと書いてありました。

島焼酎はたくさんありますが、これなども穀物を使ったドブロクは穀物の少ない島では禁制であったが、流人の中に芋から焼酎を造る技術を持った人がいて、焼酎が造られるようになったということです。

残念なのは、ここでも撮影禁止で写真が撮れなかったのでより詳細をご紹介できません。帰ってきて歴史資料館のホームページを探し見てみたのですが、ほとんど資料らしいものは載っておらず、もったいないことだと思いました。

何事も宣伝が必要ですが、行って見てみたいという気分にさせるには写真は効果があります。写真では実物を見るよりもどうしてもどうしても得られるものが少ないですからもっと良く知りたいと言う人は現地に出かけて見たいと言うことになります。しかしながら先生と言う職業の方は、写真を見せるとそれだけで満足して来てくれないとか、価値が落ちるとか、やくやく着てくれた人にじっくり見てもらいたいとか考える人が多いように思います。実業家ならとにかくこういうものがあると言うことを知ってもらわなければ商売にならないと考えて宣伝に躍起になるのですが、先生と言う職業の人はそれが少ないように思います。

浜松市水窪町の民族資料館でも同様なことがあったのですが、今では写真撮影も許可してくれているようで一歩前進です。長野県内では私が行ったところでは、写真撮影はどこもOKで違いを感じました。もし皆様の中に八丈島に行ってみたいと言うお方がおられましたらぜひ見学することをお勧めします。

なお、ここで感心したのは、建物は昔の学校を役場として使っていたのを転用し今では民族歴史資料館としていることです。こういう建物は、箱物として土建業者の餌食になり易いのですが、使えるものは手入れをして使うと言う姿勢は良いと思いました。
2009 05/11 06:36:25 | none | Comment(0)
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登りはきつくて、私は休み休み登りましたが、妻はぐんぐん登って行き途中で着いていくことができなくなりました。昨日高校の同級会がありそこで聞いた話では60歳を超えてくると同じ歳なら女性の方が7歳くらい若い計算になるとのこと。余程男は体力に気をつけていないと妻と同じ体力を維持できないとのことで、なるほどと思いました。

妻の姿が見えなくなり、上から下りてきた高齢者グループから妻からの伝言として、頂上に着いたら道が3通りあるので会えなくなってしまうかの性があり、携帯もつながらないので、頂上の分岐点で休んでいてくれとのこと。八巻き道路から頂上までの階段は約1300段とのこと参りましたが頂上に着くと気持の良い風が吹いていてしばしのんびりしていました。

一周1時間と言う外輪山を見ますと、私を抜いて行った若者らしき人が這ったり立ったりしながら歩いていましたので、これは危ないから周るのやめることにしました。

もし回ろうという人は行く前に相当身体を鍛えてから行った方が良さそうです。
2009 05/10 08:25:09 | none | Comment(0)
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八丈島で感心したことは、八丈島一周の道路から八丈島空港、八丈富士登山道路まで丁寧に道路端の草刈や整備をしていることです。私たちの住んでいる南信州でも美化には気を使っていますが、ボランティアが主のようです。生活道路は、地域住民総出で草刈や道端のどぶの掃除をしていますが、業者を使っての掃除は徹底しています。この不景気、町がお金を出し、仕事を作ると言うこともなかなかたいしたものだと思いました。

今日の写真は、八丈富士の八巻き道路から八丈富士頂上への登山道草刈の写真です。午前中の写真ですが、年配の人たちがグループでたくさん登っていましたが、この風景には皆さん驚くと言うよりも、珍しい風景だったのではないかと思いました。


2009 05/09 07:52:08 | none | Comment(0)
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昨日記事の順番を間違えてしまいました。貴重な時間とお金をかけて旅をSるのだから行った先では好きなお酒を飲み食べたいものを食べてと思っていたのですが、八丈島のホテルにはサッポロビールが調べた限りではありませんでした。それで夕食はホテルではなく外のお寿司屋さんで飲みました。

八丈島に羽田から2便目で来てレンタカーを借り、12時少し前から回り始めますと午後4時くらいで昨日の宇喜田秀家、豪姫の銅像まで来てしまいます。その後は、レンタカー満タン返しですから、初めて土地では、朝のヘリコプター搭乗までの時間がありませんので前日にガソリンスタンドの位置とホテルの位置関係を把握しておく必要があります。朝探し出していては、飛行機やヘリコプターのフライト時刻に間に合わない可能性があります。

ガソリンスタンド確認後ホテルへ。念のためもう一回ガソリンスタンドまで行き往復の時間を見ておきます。それからチェックイン。私は旅行の時ぐらい好きなサッポロ黒ラベルの生をグラスで何杯か飲んでお寿司でも食べたいと思っていたので、インターネットで八丈島のどこでサッポロ黒ラベルが飲めるか調べたのですが分からず、八丈島に来てお酒の問屋を探し、寿司屋か食堂でサッポロ黒ラベルの生を飲めるところを聞き出し、タクシーで夕食兼飲み屋さんへ行きました。ホテルでも最近まではサッポロを使っていたようですが、今は別のものだというのです。寿司屋さんはぎんぱちと言うお寿司屋さん。八丈島役場のすぐ裏手にありました。

駆けつけ3杯と言うように生中を3杯飲んで、島寿司と言うものを食べてみました。これはズケで、こう言う島ならではのお寿司かなと思いました。中に1品金目鯛が入っていてこれは美味しかったです。ホテルに帰ってバーで島焼酎をしこたま飲んでぐっすり就寝。ホテルでサッポロ黒ラベルの生が飲めたら一番良かったのですが、八丈島のホテルでは確認した限りでは今は無いようです。札幌のお好きな方がこのブログをお読みになっておいででしたら、ぜひサッポロを飲みたいとおっしゃってください。

この不景気、サッポロが飲みたいというお客様がちらほらといれば、当ホテルでも少しは置いておこうかと言う話にならないとも限りません。一晩寝て朝風呂に入り、朝食バイキングを食べガソリンスタンド、空港へと向かいました。これで帰りに今度は妻ともう一度八丈島に寄って見物するときの下見も終わったので安心して次は青ヶ島に渡りました。

なおホテルは、八丈シーパークリゾートと言うところでしたが、築30年の古いホテルですが地元の人たちもよく利用するホテルのようで、地元の会社の慰安会ということで賑わっていました。朝食バキングは品数も多く満足できました。惜しむらくはサッポロ黒ラベルが無かったことです。
2009 05/08 06:01:26 | none | Comment(0)
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人間魚雷.jpg




↑画像をクリックすると大きな画面で見られます。




名古の港.jpg




八丈島を中心に、青ヶ島、御蔵島を観光する場合、ハブとしては八丈島と言うことになると思います。八丈島からはジェット機が4便出ていますので、他の島からいったん八丈島に戻り、飛行機でそのまま帰ることも可能ですが、私たちのようにそんなに何回も来れないという場合は、私たちは御蔵島からヘリコプターで一旦八丈島に来て、レンタカーを24時間借り、翌日の羽田行きの飛行機搭乗時刻間じかまで借りて夕方から回り始めて、翌朝も朝食の時刻まで乗り回し、朝食後からまた運転と言うことができました。なにしろフリーダムレンタカーと言うのは、インターネット予約すれば24時間3,500円ですから料金を気にしないで借りられ、空港乗り捨てもOKと言うことなので助かりました。




で、私たちは、御蔵島から来た日に、島の外周を一周して、八丈富士の鉢巻道路の登り口を確認、山頂への登り口も確認、ホテルへチェックインして夕食。早朝5時頃目が覚めたので、7時までには時間があると言うわけで、底土港や紳湊港、名古の展望台辺りを見てホテルに戻り朝食。




今日の写真は名古の展望台にあった石碑と展望台から見た洞輪沢港です。しかしこういう石碑文を見ますと複雑な気分になりますね。人間魚雷として死んでいった人たちのように多くの犠牲者を出し、その挙句負けたから今の日本があり、もし勝っていたら軍国日本が幅を利かせ、今のような民主主義などと言うものは無く、私達一介の定年過ぎの夫婦が子育ても終わり、家のローンも終わりのんびりと旅ができたかわかりません。軍隊が闊歩している国、アメリカにしてもロシアにしても中国、北朝鮮、ミャンマー等々はろくな国ではないと思います。しかしながら、戦争で命を懸けて戦うことが国家や家族のためだと思って死んでいった人たちに、負けてくれたので今があります。ありがとうございました。ご冥福をお祈りしますとも言えません。複雑な心境になります。

2009 05/07 08:37:14 | none | Comment(0)
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今日で大型連休も終わり、私たち62歳の年金生活者にはあまり関係なかったのですが、国会も休みでニュースは静か。暇をもてあましてインターネットでいろいろの記事を眺めていたのですが、4月15日に政治評論家の小林吉弥氏の選挙予測があったとのこと。この小林氏の昨年の参議院議員選挙での予測がとても正確だったところからガゼン脚光を浴びたようです。わたしもそれから小林吉弥氏の日本農業新聞評論を見るようになりました。
時事(爺)放題さんのブログより引用させていただきました。この記事再度見つけることが難しくなってしまう可能性がありますので、URLと記事全文を引用させていただきました。
http://blog.goo.ne.jp/gakudoh5523/e/43870d9e59b4110ae12a881baea85a44
5月総選挙“落選危機”自民大物リスト 2009年04月16日 | ネタ話
森、中川も…5月総選挙“落選危機”自民大物リスト  

内閣支持率を20〜30%台まで回復させ、麻生太郎首相率いる自民党は反転攻勢のイケイケムードにある。ところが、政治評論家の小林吉弥氏による政党別獲得議席予測(15日掲載)では、公明党と合わせても過半数(241議席)に届かず下野するという衝撃的結果が出た。

一体、個別の選挙区はどうなっているのか。小林氏が「苦戦。落選の可能性あり」と判断した、32人の自民党大物・著名議員(候補)を一挙公開する。  

衝撃の危ないリストは、小林氏が過去2回の国政選挙のデータと報道各社の世論調査、独自の選挙区事情調査などをもとに分析した。  

まず注目は、自民党の最高幹部ら。森喜朗、海部俊樹の両元首相をはじめ、山崎拓元副総裁や武部勤、加藤紘一、中川秀直、古賀誠の歴代幹事長などがズラリと並ぶ。  

小林氏は「森氏は昨年夏までは安泰だったが、自民党が2代連続の政権放り投げをしたころから、民主党の田中美絵子氏が『元美人秘書』として人気を集めて浮上してきた。

元首相がドブ板選挙までしている。
78歳の海部氏には高齢批判が直撃する。共産党が同選挙区での候補擁立を見送ったのも痛手」と語る。  

これまで、武部氏や加藤氏、中川氏らは公然と政権批判を繰り返してきたが、最近になって「麻生首相のもとで(総選挙を)戦うことになる」(中川氏)などと、態度を豹変させた。背景に、自らの選挙区事情も深く関係あるようだ。  

スキャンダルが重くのしかかるのは、西松建設事件で二階俊博経産相や尾身幸次元財務相、G7での朦朧(もうろう)会見で辞任した中川昭一前財務・金融相など。  

「西松事件で、二階氏への風向きが変わった。地元でも『二階離れ』が進み、楽勝ではない。

尾身氏はもともと強くない。民主党の宮崎岳志氏は地元紙記者で、父親が病院を経営するなど知名度がある。

中川氏は辞任直後は厳しかったが、民主党の石川知裕議員が西松事件で参考人聴取され、いい勝負になった」  

女性候補も厳しい。佐藤ゆかり、片山さつき、藤野真紀子、井脇ノブ子の各議員、高市早苗元特命相もリスト入りだ。  「佐藤、片山、藤野、井脇の各氏は、郵政選挙の追い風で当選した小泉チルドレン。地盤を固め切れていない。佐藤氏は選挙区を変えた当初こそ話題になったが、民主党の手塚仁雄元議員のきめ細かな選挙活動にかなわない。

高市氏は、無所属の滝実議員と無党派層の争奪戦となっている。やや、高市リードだが」  

これまで「親の七光」で得をしてきた2世も厳しい。石原慎太郎都知事の三男、宏高衆院議員や、小泉純一郎元首相の次男、進次郎氏だ。「宏高氏は自民党内での存在感が薄く、有権者への浸透もイマイチ。民主党の松原仁議員はドブ板選挙に加え、テレビ出演も多く強い。

また、進次郎氏の『小泉家』というブランドは強い。ただ、民主党の横粂勝仁氏は同世代の弁護士でイケメン。世襲批判もある」  

意外な名前も多いが、選挙はフタを開けてみるまで分からない。  

小林氏は「自民党の支持基盤が弱体化しているのは間違いない。現在は党勢回復ムードにあるが西松事件の二階ルートへの展開や、民主党の小沢一郎代表の進退など、不確定要素は多々ある。選挙直前にどんな風が吹くかがポイント。まだ、大番狂わせの余地はまだある」と総括している。

【苦戦、落選の可能性がある自民党大物・著名議員(候補)】
町村信孝元外相(北海道5区)
武部勤元幹事長(同12区)
中川昭一前財務・金融相(同11区)
津島雄二元厚相(青森1区)
加藤紘一元幹事長(山形3区)
船田元元経企庁長官(栃木1区)
尾身幸次元財務相(群馬1区)
赤城徳彦元農水相(茨城1区)
丹羽雄哉元厚相(同6区)
大塚拓衆院議員(埼玉9区)
与謝野馨財務・金融・経済財政相(東京1区)
石原宏高衆院議員(東京3区)
佐藤ゆかり衆院議員(同5区)
小泉進次郎氏(同11区)
堀内光雄元通産相(山梨2区)
小坂憲次元文科相(長野1区)馳浩衆院議員(石川1区)
森喜朗元首相(同2区)
片山さつき衆院議員(静岡7区)
藤野真紀子衆院議員(愛知4区)
海部俊樹元首相(同9区)
松浪健太衆院議員(大阪10区)
井脇ノブ子衆院議員(同11区)
二階俊博経産相(和歌山3区)
高市早苗元特命相(奈良2区)
竹下亘衆院議員(島根2区)
中川秀直元幹事長(広島4区)
塩崎恭久元官房長官(愛媛1区)
山崎拓元副総裁(福岡2区)
太田誠一元農水相(同3区)
古賀誠元幹事長(同7区)
久間章生元防衛相(長崎2区)



しかしながら、世の中にはいろいろの専門家がいらっしゃるもので、私などはそれらの人の評論を参考に考えているのですが頭が下がります。

この連休中に厚労省の年金問題で、さら不祥事が発覚したり、農業問題で日本の所得保障は先進国中では25%と低いと言うのに石破農相は、これを高めたら真剣に農業をする人がいなくなってしまうなどといっていたり、麻生さんだけが何か張り切っているような気がしました。

いよいよ明日から通常の日々が始まりますが、政治はどうなってくるのか皆さんで注意している必要があると思います。
2009 05/06 09:57:20 | none | Comment(0)
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昨日の登龍(のぼりょう)峠からおりてきて、底土港、神湊港を見て海岸づたいに島を回っていきますと、途中八丈富士に登る道があり、さらに進みますと、右手に降りていく道がありその道を下ります。右手を注意して行きますと、南原千畳敷と言う公園が見えますのでそこで駐車場に車を止め溶岩が剥き出しになっている海岸を見ます。振り返りますと男女一対の銅像があり、宇喜多秀家・豪姫の像とあります。まだ新しく、観光地図にも載っていないので、このブログを見られた方はぜひ寄って見てください。




詳しくは下記岡山県岡山市東京事務所のホームページに書いてあります。なお、この宇喜多秀家が八丈島第一号の流人だそうです。関が原の戦いで破れ、その時つかまっていれば死刑は免れないところだったのが、生き延びて薩摩藩に逗留後日つかまったのですが、妻の実家が前田藩主であったことなどから、徳川家としてもこの二つの大名からの強い嘆願があり、むげに殺すこともできず遠島となったようです。後日寄った八丈島歴史民族資料館の説明員の話でした。




それこそ江戸から遠く離れた海の孤島、流された宇喜田秀家とその一行はどんな気持ではるか南方を眺めたことかと今の私たちでもジンと来る風景です。




県岡山市東京事務所のホームページ

2009 05/05 08:15:03 | none | Comment(0)
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PIC_0095.JPG
レンタカー屋さんから、三原山方面に向かいかなり時間が過ぎてお腹がすいてきたのですが、この方面では食堂が見当たりません。温泉では食堂はやっていないし、これでは、三原山を一周して町に入らないとご飯にありつけないかと心配していたのですが、1軒の食堂が見えてきました。もうこの先あるかどうか疑わしいので入ることに。

小さな食堂ですが中はいっぱい。何を食べるかメニューを見ていたのですが、焼きうどんのいい匂いがしています。誘われてそれを頼み待つのは長い。ようやく食事が終わり、満足したので外に出て、今度は小さな路地にも入ってみることにしました。海辺の方向に降りていくと、なにやら看板が立っています。とにかく海方向に狙いを定め下りていくと小さな神社の祠がありさらに下りていくとゴルフ練習場。どうも今わ使われていないホテルのゴルフ場見たいです。海辺の岸壁まで行ってみますと、急坂に海に向かってコンクリートの広い道ができていて、先端には2本の車止めが突っ立っていますが、もしこの急坂でブレーキが効かなくなったり、坂道発進で上手くいかなかったら、それこそこ大変だと、車を急坂の上に止めて徒歩で一番下まで行ってみることにしました。先端には、危険につき立ち入り禁止と言うホテルの警告が立ててあり、コンクリートで作った、ウィンチの操作小屋のようなものがあって、これは以前はホテルへの物資をウィンチで運んだところだなと思いました。ホテルができて当初はさかんに人の往来があった所かと、そのイメージを頭に浮かべて今は地元の人たちしか使っていないであろうゴルフ場を見てきました。

どこでもそうですが、景気の変動やなにやらで、コンクリートの異物が放置され景観を台無しにしていることは残念です。使用しなくなったら元に戻すことを義務付けたらいいと思うのですがいかがなものでしょうか。倒産で閉鎖と言うこともありますが、自動車や家電製品と同じようにリサイクル費用として最初に積み立てさせておくとか、行政で費用を徴収しておくなどもいいと思います。
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その後、島の海岸に沿ってあちらこちらを見ながら登龍峠(のぼりょうとうげ)まで来ました。この峠は、龍が登っていくように蛇行した道だということでこの名前がついているそうです。レンタカー屋さんの叔父さんは地図を渡してくれながら、この峠には登らず引き返してきた方が良いと繰り返し説明してくれたので、登っていって危なさそうなら引き返すつもりでいったのですが、どこが危ないのといった程よい道なのです。南信州なら国道並みなのです。

峠の頂上から八丈島空港が見られますが、八丈島は、南に三原山、北に八丈富士の二つの火山を持ち、その真ん中に町や空港があるのですから、八丈島の人々は空港建設計画が持ち上がったとき、一番良い平野部を空港にしようと言うのですから、喧々諤々だったことだろうと想像しました。夜すし屋さんで聞いたところでは、現在4便ある飛行機も3便に減らす計画もあるとのこと。こういう大型投資も、お金になればいいということで、ゼネコンとそれを取り巻く政治家や官僚が後先考えず建設を決めてしまうということが多々ありましたから、先々の重荷にならなければ良いなと思いました。

せめて多くの皆様が利用して八丈島振興にこの空港を利用されることを望みます。船もありますが、赤字で東京都の補助を受けているそうです。
2009 05/04 07:33:19 | none | Comment(0)
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計画に沿って朝3時半起き、飯田バスターミナル4時半の高速バスで新宿まで、8時33分に着き、浜松町経由モノレールで羽田第2ビルへ9時12分着。搭乗手続きをして10時20分羽田空港発、11時10分には八丈島空港に到着。竹島桟橋から297kmとのことですが、信州の山奥から半日で八丈島です。これが船で来る場合、前泊で東京に泊まれば竹島桟橋22時20分に乗って、翌朝の9時30分に発情島底土港に着くことができます。東京で何かすることがある場合はこの船を利用する方が安くて済みます。

私の場合は東京より離島周りに時間を使いたいと思っていたので、飛行機利用。この後予約してあったレンタカー屋さんと落ち合い事務所に行き契約書作成。12時前から回り始めました。途中お腹がすいたので食堂を探したのですが、なかなか見つかりません。途中温泉の看板が出ていたので食堂もやっているかと覘いて見たのですが、温泉料金は300円と安いのですが食堂は無し。そのうちに1軒ありました。今日はここまで。
2009 05/03 06:14:48 | none | Comment(0)
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普通考えるのは、泊まった宿に聞く、案内所で聞く、観光タクシー、レンタカー、観光ガイドさんを頼むということだと思いますが、今回行った青ヶ島、八丈島、御蔵島では、、御蔵島などではタクシーが無い、レンタカーもないと言う島であり、人家は港の周りにあるだけで、歩くだけではとても全島は見て回れません。こういう所では観光ガイドを頼むに限ります。

人数が少なければ軽自動車で、多ければ9人乗りの普通車でと言うことをしてくれ、島内の観光名所は山奥までも連れて行ってくれます。また海辺などでも普通ではとても気がつかないような自然の営みを見せてくれたり、開所したばかりで案内書にも載っていない歴史民族資料館を案内してくれたり、イルカウォッチングしたいときは、船の手配から、海に入る前の事前トレーニング、船に乗ったら船から陸の風景説明、舟から海に入ってのフォロー等々イタレリ、ツクセリです。

これらの場合費用は一人いくらと言う計算ですが、すべてマンツーマンに等しい対応でしたからお金がかかるのはやむ得ないなあと思いました。天龍峡の観光ガイドなどはガイド一人いくらと言うことですが、海と陸とでは手のかかりようが違うのです。

八丈島と青ヶ島では、レンタカーがあり、24時間5,000円で、八丈島のフリーダムレンタカーと言うのはインターネット予約だと30%引き。3,500円で済みますので、ガソリンは190円/Lと高いのですが、約100km走ってレンタル料込みで5,000円以内で済みました。青ヶ島には1軒しかレンタカー屋さんが無いのですが、場所が場世だけにたくさんの人が押し寄せる場所ではないので、事前に予約しておけばより安心です。

八丈島にはタクシーがあり、1時間5,000円ぐらいで観光案内もしてくれるようですが、船や飛行機、ヘリコプターの乗り継ぎの間に一泊を入れますと、はじめて来た時にレンタカーを1回借り島内を一周、良さそうなところを見定めておき、帰りの日もう一回借り良さそうな所だけをじっくり見て回るというようにすれば観光タクシー代で宿泊とレンタカー代は出てしまうと思います。レンタカー3,500円は助かりました。

御蔵島だけはタクシーもレンタカーも無いので、観光ガイドは役に立ちました。周囲16km、長野県の諏訪湖と同じくらいの島ですが、標高差は850mくらいあり、港と反対側の日本で一番大きいシイの木や、珍しい「えびね蘭」などを見ようとしたら車でガイドしてくれる業者にお願いしなければ、見て回ることは不可能です。特にナイトウォッチングなどはとてもではありませんがプロの案内人がいなければその醍醐味を味わうことはできません。この時は帽子をかぶっていかれることをお勧めします。

スペシャルオレンジさんの御蔵島ナイトウォッチングページへ良かったですよ。


一昨年は、宮古島観光で宿泊先のご主人に丸々1日ガイドを頼み翌日は夫婦二人で良さそうなところをゆっくり回ってみましたがとても充実したものでした。私たちの住む、天龍峡でも妻が観光ガイドをしていましたが、練習だといって着いて回らされましたが、天龍峡は昔から知っているところで、こんなちんけな観光コースでは多くの人を呼び寄せるなんてとても無理だと思っていたのですが、妻のガイドを聞いて歩いているうちに天龍峡のよさを発見できました。一つ一つの観光名所の歴史的背景や、現在の様子を口頭で説明してくれると、ふーん、なるほどな、などと感心したり、聞いていて疑問に思ったことなど聞き返したり、同じコースを回ってもガイドなしで回るのとは全く得られるものが違います。

皆様もせっかく大事な時間とお金をかけて観光にお出かけの際には、事前に観光ガイドがいるか、各地の観光協会などに問い合わせた上でいるようならお願いして回られることをお勧めします。

乗り継ぎの多いコースの場合で天候に左右され易い船を利用するときなどは、行きで一泊、ざっと見て回り、帰りで一泊ゆっくり見る場所を絞ってみる。都合2回見て回るというようにされると質の濃い観光になると思います。

明日からいよいよ行った先で撮ってきた写真をご紹介します。

スペシャルオレンジさんホームページ
2009 05/02 10:57:59 | none | Comment(0)
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上の写真は青ヶ島の今は使えなくなっている、大千代港です。

昨日のブログで東京から船で八丈島へ予定通りついた場合でも、船で青ヶ島行きには間に合わないと書きましたが、青ヶ島行きの船が10時30分発であったので、1時間間があり乗り継ぎできました。青ヶ島行きの船が欠航と言う場合は、ヘリコプターは飛び立った後なので、翌日の便まで待つと言うことでした。

東京から船で行った場合、このように青ヶ島へは天候に左右されて計画通り青ヶ島に着けるかわかりません。この不安定な原因は、青ヶ島や御蔵島には港が一つしかないことらしいです。現在の港の反対側にもう一つ港があれば、どちらかが使えなくても島の反対側にあるもう一つの港が使える可能性が高いようで、平成7年に完成した後道路が寸断し復旧に至っていないようです。

御蔵島では昔使っていた港の痕跡はあるようですが、今は誰もいない村になり港は一つしか有りません。このため少し風が強いと船は止まらずに行ってしまいます。実際私たちが御蔵島を離れた日も船は通り過ぎてしまい、ヘリコプターを予約しておいたおかげでスケジュール通り行動することができました。

昨日の信毎新聞社説に、国土交通省が止めていた高速道路ドサクサ紛れに着工と言う記事がありましたが、使われるかどうかもわからないような高速道路を作るよりも離島の生活に切実な港をもう一つ作るという方が国の発展にとって効果があると思うのですがどういう訳でしょう。

青ヶ島から八丈島、御蔵島に戻るには、船が動けば船で可能ですが、就航率が低いのでやはりヘリコプターでと言うことにしました。船に比べるとヘリコプターはとにかく高いのですが、一生に一度行けるかどうかと言うこともあり私はヘリコプターを使いました。

船の就航率が高く、信頼できるものであれば、船で移動した方が良いに決まっています。青ヶ島に行った人のブログを読んでみますと、大海原を数時間かけて渡る海の旅は、プロペラをバタバタ回して数十分で着く旅とは全く違うそうです。早く港に至る道を復旧してほしいものです。御蔵島にしても、昔使っていた港を使えるようにしてくれれば、島民はもちろん、島を訪れる人も多くなると思います。

翻って私の住んでいる長野県の陸の孤島の多い南信州の交通事情を見ますと、年々過疎化が進み、民間の交通会社は運転を返上しさまざまな対策が行政を中心に考えられていますが、事情は海の離島と同じかもしれません。
2009 05/01 10:03:38 | none | Comment(0)
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