直接来局の方、あるいは電話のお問合せで、漢方薬販売をお断りした事例集
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時間に余裕がないと言いながら、漢方相談を求める理解に苦しむ人たちが後を絶たない。 御自分の身体の問題である。「時間が余り取れないが」と言うこと自体が、明らかにお気楽・お気軽な相談である証拠だ。 数日前のこと、十数年前に来られて暫く続けていたことのある人が、新たな相談でみえたのはよいが、時間がないというので、時間の余裕のあるときに出直してもらったばかりだ。 そして出直して来られたという本日、一時間あれば大丈夫だろうと勝手に決め込んだ口上に、一番緊張感の強いられる綿密な漢方相談のアンテナが壊れてしまった。のみならず、病院にはまったく行っておらず、何の諸検査も受けないままの漢方相談というから尚更である。
病院での受診前の漢方相談を受け付けているのは、日頃の様子が詳細に分かっている常連さんや昔からのお馴染みさんだけである。 お馴染みさんや常連さんであれば、必要に応じて病院での受診や諸検査等を強く勧告できるし、また多くの場合、素直に応じてもらえるので、体調に新たな問題が生じた場合でも、詳細なご相談により、適切なアドバイスが出来るのである。
時間がない、時間がない、という口上でやってこられる漢方相談ほど不愉快なものはない。だから当方では、あからさまに不快感を表明する。 御自分の健康上の問題ではないのか? まったく理解に苦しむ平成時代の日本人たちなのである。
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