直接来局の方、あるいは電話のお問合せで、漢方薬販売をお断りした事例集

2007年 01月 の記事 (2件)

 お電話でのかなりお気楽なお問合せである。
 一般の風邪薬の価格と漢方薬の風邪薬は同じくらいのもので、実際にそれほど高価なものではない。価格的にはあまり変わらないのではないかと思うが、その時期に応じた適切な処方を選ぶのはそうそう簡単とも言い切れない。
 だから、わが薬局に限っては常連さんやお馴染みさん以外は、お気楽やお気軽なお問合せに関しては、たとえ単なる風邪であっても丁重にお断りしている。
 一般の治療方法ではうまくゆかず、漢方でなければならない尤もな理由がない限りは、新しい人の漢方相談にはそれほど慎重である。
 第一、最初からお気軽なのやお気楽なのが性に合わないのだからどうしようもない。
 死ぬまでこの頑固は押し通すことだろう、多分。

 たとえ大した病気ではなくとも、もっと真剣な態度と真面目な雰囲気で漢方治療を望んで来られる人は多いのだから・・・初対面の場合はそのくらいのポーズをするのがマナーというものである
2007 01/17 19:03:15 | お断りの事例
Powerd by バンコム ブログ バニー
 月の中ごろだからか店頭のほうはヒマな分、余計な電話が際立って多い。
 最初は、病気の御本人の代理のお問合せで、しょっぱなから当方の受け付けの女性薬剤師の応対が不遜であると噛み付く中年女性のアリガタ迷惑な説教にうんざりしているところへ、次の電話は関東の某漢方専門の薬局で購入した漢方薬と同じものがあったら売って欲しいと若い女性の声である。
 もちろんお断りである。どういう経緯で購入されたか不明であるが、他所様で調子が良い?ものまで横取りする気は毛頭ない。
 そこでは適切な漢方薬を提供してもらえなかったので、御相談を移りたいという尤もな理由があるわけでもないのに、最初に購入された薬局さんに失礼ではないだろうか。
 小生は、こういう不義理を平然と行う社会風潮には付いていけない。その漢方薬で調子が良いのなら、やはり最初に購入された薬局で購入し続けて欲しいと思う。
 逆の場合でもそう思うから・・・それが人情というだけの問題でなく、今後の変化があったときに対処するにも、最初にピントのあった漢方薬を提供してくれた薬局さんにご相談されるのが能率的でもあるので御本人のためにも有利なはずである。
2007 01/15 11:31:27 | お断りの事例
Powerd by バンコム ブログ バニー