直接来局の方、あるいは電話のお問合せで、漢方薬販売をお断りした事例集

2005年 10月 の記事 (8件)

ネットのHP「漢方薬専門・漢方相談/村田漢方堂薬局」を見て来られたというご本人の代理の方。

もちろん代理だから、漢方薬をお出しするわけにはいかなかったが、様々な質問攻めに合い、疲労困憊。

その後、ようやく遅い昼食をとろうとしたところへ、母親とお嫁さんに連れられてきた男性で、ご本人は漢方薬を服用する気はほとんど無いのに、まわりのご心配により、また当方の常連さんに御紹介されてやって来られたとのこと。

話がちぐはぐで、ご本人にその意思が乏しいので、きっぱりとお断り。

この頃には、小生、がっくり。

朝からパン一つで、その合間には常連さんは、心得られたもので、要領よく必要な漢方薬を補充されて帰れれる。
常連さんこそ、お断りせざるを得ない事例をよくご存知だけに、小生の苦労?を察して、気遣いくださるのには、感謝するばかり。

それでも、朝には御高齢の女性で、病院治療で思わしくない新人の方は、ご本人が来られて熱心な分、スムーズにご相談が進み、適切な漢方薬もお出しした。

ところが、昼前から、漢方薬は1日1回服用するものだと、とんでもない思い込みをされている方の説得からはじまって、お断りせざるを得ない事例続きで、グッタリ来てしまった。

何度も書くが、その間に常連さんは、いつもの相談を遠慮され、足らなくなった漢方薬の補充だけをされて帰ってゆかれるのであった。
2005 10/31 19:46:58 | お断りの事例
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例外もあるが、せっかく医療用漢方で効き目が出ているのなら、他社の製剤でもまったく同様の効果効能が得られるとは限らない。

天然物の宿命で、往々にして効能に差が出るものである。

よく効いている場合は、もらった病院にこれまで通り処方してもらうように告げて、お断りする。

同じ医療用の製品が欲しいと要求された場合も、当然、同様な対応である。

ただし、例外もある。

病院でもらった漢方薬が効かないといって持参された場合で、どうみてもその方剤が、その患者さんにとって、適切な方剤としか考えられないケースである。

実際にあった例に、柴胡桂枝湯と猪苓湯がある。

特に後者、猪苓湯は複数続いている。

保険の利かない当方の猪苓湯製剤では著効を得るのに、医療用ではまったく効果を示さなかった事例が昨年から3件続いた。

それゆえ、天然物を原料とする漢方薬の微妙さを、常に考慮しておかねばならない。

各社、それぞれに、たとえ同一処方であっても、微妙に異なるところがあるので、十分に注意と配慮が必要である。
2005 10/29 02:08:51 | お断りの事例
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絶対にお断りするし、しなければならないと信じているのが、今回のタイトル、病気のお見舞いに漢方薬を購入されようと相談される事例である。

すべて例外なく、鄭重にお断りする。

当然である。

まずは大概、入院中である。

患者さん本人が、それを望んで、直接行けないので代理を派遣された例でも、多くをお断りしているくらいだから、なおさらである。

第一、漢方薬の利用に対する患者さん御本人が、アリガタメイワクなことが意外に多い。

それに、御本人が直接来局されての御相談と異なり、詳細な病状や、病院の諸検査、諸治療における現時点の状況把握がほとんど困難であるなど。

まだまだ、お断りしなければならない理由は沢山あるが、若い頃の随分気まずい経験で、販売した漢方薬に対して、贈られた病人さんからのお電話で、贈り主にはお気の毒だが、私はアリガタメイワクだから、こっそり返品したいから、引き取って欲しい、との要請があった

そもそも、医薬品を贈り物に使用とされる方に同調したこちらにも責任があることとて、引き取らざるを得なかったのはイウマデモナイ。

それ以来、二度とこのような御相談には、絶対に応じないし、応じれないのである。
2005 10/20 00:13:56 | 必ずお断りするべき御相談事例
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長年借りていた薬局の隣の専用駐車場を住宅地として地主さんに売られてしまった。

駐車場に売って欲しいとも思ったが、専用駐車場があるお陰で、遊び半分のアリガタメイワクさんの来局が毎日のようにあって、お断りするのに余分な労力を取られていた面もあった。

それでなくとも、常連さんは、専用駐車場に止めるのは面倒がって、薬局に面した違反にならない広い脇道の路上駐車ばかりだった。

専用駐車場を使用されるのは、皆さん、ほんの初期だけで、馴染んで来る頃には、田舎の要領が分かって、薬局の上隣は同じ薬局の所有と分かれば、なおさら薬局の自宅の塀沿いに駐車すれば、わざわざ専用駐車場に止めるほうが、かえって不便であることがわかるようになる。

で、長年借りていた駐車場を買い取ることはしなかった。

結果は、案の定、遊び半分のアリガタメイワクさんの来局が激減して、それだけでも日々の仕事の、精神疲労が、かなり緩和された。

これが、もう6〜7年前のことであるが、つくづく駐車場を買い取らなくってよかったと、今更ながら思うのであった。

それほどに、純粋な漢方専門の相談薬局を経営していると、遊び半分であったり、お気楽であったり、ちょっとご相談だけですが、などの物見遊山は、ずいぶんとアリガタメイワクだったのである。

しかしながら、その駐車場がなくなった現在でも、お電話でのお問合せや、直接ご来局の方々に、まだまだお断りせざるを得ない事例は尽きないのである。
2005 10/13 11:57:18 | お断りの事例
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漢方と漢方薬の質疑応答集と村田漢方堂薬局の近況報告
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村田漢方・姉妹サイト・ブログ管理日誌
・複数の一般Webサイトとブログサイトの統括司令塔としての日録・覚書。
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・ともに寅年の薬剤師夫婦。虎の子のネ・コドモ5匹。外にも野良猫親子が2匹。人間のトラよせて、9匹だ!
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非常識な「常識」を覆す
・一般的に、これが「常識だ」と思われていることには、トンデモナイ錯誤が含まれていることが、意外に多い。それらの数々を指摘し、反証するブログ。

2005 10/10 23:47:53 | 相互リンク集
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新しく来局された女性患者さんの中には、病院を転々として、とうとう主治医を無くしてしまった方や、あるいは病院に行くのが不安で、当方に来られた方。

また、時には、既に当方で漢方をお出ししている方でも、デリケートなご婦人方、というより多くは比較的若い年齢層の女性をご紹介するのに、大変喜ばれているのが、「女性総合診療」外来である。

その女性外来がある病院から、紹介用にとパンフレットが複数、送られて来ていたので、必要に応じてご紹介していた。

やはり、最も多いケースが、病院の行き場を失った若い女性患者さんで、漢方を出すより前に、まず、しっかりした診断を受けてもらう意味でも、ご紹介していた。

この度は、折々に見えていた産後の三十台の女性。

慢性疾患のご相談からの縁で、折々に漢方薬をお出ししていたが、一度、その「女性総合診療」外来に行って、よく相談し、検査・診断を受けてくるように勧め、最後の一枚になったその御案内パンフレットをお渡ししていた。

その専門外来に行った折には、パンフレットが無くなったから、ついでに貰って来てくれるよう依頼していた。

昨日、その女性患者さんが、検査・診断を受けてきたついでに貰って来ましたから、と届けてくれた。
病院にも、当方の漢方専門薬局の依頼であると告げてきたとのこと。

幸い、この患者さんは、検査上、大きな問題も無く、一安心。

このように、女性のあらゆる病気の相談窓口としての、「女性総合診療」外来のある病院は、女性の皆さんに、とても喜ばれるご紹介先である。
2005 10/07 08:28:44 | 漢方のお茶でもどうぞ
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本日の話。

主訴は何年来の頭痛の女性。

先ほど病院からの帰りで、脳神経外科で異常は認められないが、お薬を出そうと言われたのを、六ヶ月の赤ちゃんに授乳中だからとお断りして、人に紹介されてやって来られたとのこと。

慢性頭痛は、漢方の得意とするところだから、遅かれ早かれ治るだろうが、一発で即効性が出るとは限らないこと、しっかりと、漢方処方のピントが合わないと、効力も劣ること等を説明すると、

「飲みにくいんですか?」

と、唐突な質問。

これには、何ともお答えしようも無く、同じ漢方薬でも、人それぞれに感じ方が違うこと、切羽詰まって、漢方薬以外には方法がない、と観念して来られる人には、飲みにくいも、飲み易いも、関係ないみたいですがネ、と小生。

結局、ご夫婦赤ちゃん2人の四人連れで、わざわざやって来られた訳だが、値段的には、最初に10日分、2,500円前後はかかることを告げると、早々に退散されたのであった。
2005 10/05 17:40:43 | 漢方のお茶でもどうぞ
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病院治療では、一向に改善に向かわない子供さんのアトピーの事例で、遠方からわざわざご夫婦で、アトピーの子供さんを連れて来られた。

先日も、述べたように、多くの子供さんはお断りしているが、熱意に負けて、漢方薬をお出ししたものの、全然効かなかったはずの病院から出されていた漢方処方「白虎加人参湯エキス顆粒」を、隠れて服用していたために、配合バランスが台無しになって、途中から、漢方薬販売をお断りした事例である。

当方からの漢方薬類を始めても、一向に効力を示さず、頭をひねり続けては、苦労に苦労を重ねているところへ、効かなかったはずの保険漢方「白虎加人参湯」を、ずっと続けていることが発覚したので、効かなかった漢方薬こそ、一時やめていて欲しい、とお願いするも、保険が利いて安いし、漢方薬だから大丈夫じゃないか、と反論して、一向に聞き入れてくれないご両親なのであった。

事を分けて説明し、配合バランスが台無しになる。

熱証タイプの人に、朝鮮人参の配合は、まずいから、と何度説得しても、頑として承知してくれない。
また、中医学で言う湿邪も強いので、滋潤作用の強い白虎加人参湯は、邪魔にこそなれ、絶対に役には立たない、との説明でも、納得されない。

しかも、この漢方薬方剤の服用中ことを、半年以上も隠されていたのであった。

ここには、漢方薬なら効かないまでも、服用を続けていても、損は無い、といった変な思い込みがあるようである。

話し合っても、まったく無駄という、典型的な事例でもあった。

仕方ナシに、一切、当方からの漢方薬販売は、完全に中止し、白虎加人参湯を出されている病院に、即刻戻られるように勧告して、お別れする。

やはり、頑固な方というのは、気苦労ばかり多く、最終的には、このような、ひどい無力感に襲われることばかりである。

最初の電話での問い合わせや、直接面談時にも、相当慎重にチェックしたつもりでも、最終的な結果が、このようであったのは、残念この上ないことであった。
2005 10/01 16:02:07 | 途中からお断りの事例
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