直接来局の方、あるいは電話のお問合せで、漢方薬販売をお断りした事例集

2006年 03月 の記事 (4件)

漢方専門薬局を開設以来、常に絶えないのがキノコの鑑定依頼である。

昨日の月曜日も、ご相談者が一名、準常連さんからの御問合せのお電話も入っている最中に、小さなキノコの乾燥物を持参された3人組みのご訪問者が闖入。

応対に出た女性薬剤師は、キノコの鑑定は専門外だからお門違いであることを述べて、丁重にお断りするにも関わらず、飲用方法を教えてくれと、とんでもない要求を出される三人組である。

小生は準常連さんの電話の応対に忙しくて幸いであった。

お気の毒なのは一人おとなしく待たれているご相談途中で中断された常連さんである。

薬局開設以来、キノコ類の鑑定依頼に直接訪れる方がほんとうに絶えない。

その半数以上は、それを当方で引き取って欲しい、つまり、買ってほしいという目的で訪れる人達なのである。

何を考えられているのやら、薬剤師の資格を持つ薬局が、そのような一般の方が持参するわけのわからないシロモノを買い取るわけがない。

このようなありがた迷惑なストレンジャーは、当方の貴重な時間を不必要に奪い取り、常連さんたちと違ってまったく遠慮会釈がない分、クワバラクワバラなのである。
2006 03/28 15:30:29 | お断りの事例
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お電話やメールでのお問合せに限らず、直接来局された場合でも、確かに気になることではあろうが、あまりにも漢方薬の販売価格にこだわり過ぎる方には、御相談の途中でも、中断してお断りせざるを得ない場合もある。

すべて常識的な値段を設定した数々の漢方製剤であるが、安いものもあれば高いものもある。

メーカーによっても同一処方名であっても価格差があり、また薬局によってはサービス、サービスで、適切な漢方薬のアドバイスに専念するよりも、もみ手もみ手で買ってもらうことにばかり専念されているところもあるらしい。

そういった売らんかな主義の交渉次第ではどうのこうのの同業風情と同列に置かれたら最後、

本末転倒される方とは長いおつきあいは出来ないので、丁重にお引取り願う。

当方の多年の専門的な経験と知識に期待されているのではなく、価格の交渉ばかりに専念されるとは言語道断。

何の目的で漢方専門薬局に訪れたのか、甚だ疑問である。

西洋医学では治らないのでやって来られた、実に難儀し困っておりますとおっしゃる割には、病気の相談よりも価格のことばかりを気にされるお気持ちは、分らぬでもないが、矢張り甚だ本末転倒としか言いようがない。

相談料も、技術料も全く頂いてないのだが、フッと考える時が実際にはないでもない。

これだけの豊富な経験と専門知識で無料相談を行い、お薬代だけを頂いているというのに、はたまた当方が非常識な値段をつけているわけでもないのに、価格面の交渉まがいのことに初対面からされるようでは、高い相談料を設定すべきだったかっと、天を仰ぐことも稀にはあるのであった。

     漢方薬の値段は高いか安いか?相談料は?
2006 03/24 21:19:25 | 必ずお断りするべき御相談事例
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症状を言ったら漢方薬を出してもらえるのだろうか、というお電話でのお問い合わせである。

直接来られてご相談されればのことですが、ご病気はどのような・・・・との問い返しに対し、

高血圧で、

病院には行かれているのですか?

病院にはなるべく行きたくないので・・・・・

隠れた病気があった場合に困りますから、高血圧だったらまずは病院治療を受けてからのことですよ、

じゃあ〜^漢方薬では高血圧は無理ですか?

無理というわけではなく、病院での検査や治療も受けずに来られた場合は隠れた病気があったりした場合に困るでしょう。それでどのくらいの血圧なのですか?

200・・・・・

それじゃ〜〜なおさら、まずは病院に行って高血圧の原因などを見つけてもらうべきですよ!

まるで、このブログのためのサクラですか?と聞きたくなるようなお電話のお問い合わせであった。
2006 03/16 10:02:44 | お断りの事例
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タイトルの理由として、遠方から病気のご本人を連れて行く、あるいは直接行かせる、というようなお申し出があった実際のケースで、お断りの理由をメールで書き送った一節を下記に引用する。

当方の薬局の大原則として、特別な常連さんのご家族でもない限りは、

ご本人みずからが積極的に確かな決意と信念を持ってアクションを起こされている方でなければ、受け入れていません。

いくら親子、ご兄弟などであっても、ご本人自らの積極的なアクションが見られない場合は、丁重にお断りしているということなのです。

理由は簡単です。

これまでの経験で、今回のケースのような代理のご家族のご心配に親身に御相談に応じて漢方薬をお出しし始めたものの、ご本人様や、その周りの他のご家族達の意思統一がなされていなかったために、当方が間に挟まって随分辛い目にあったことが、一度や二度ではないからです。

ですから、貴女様のご心配に対して、僅かなアドバイスやヒント程度はお返事できても、直接的な受け入れまでは出来ないケースですので、申し訳ない事ながら、悪しからず御了承下さいませ。


という内容である。

とりわけ医師から不治を宣告されたような重大な疾患である場合は尚更である。

漢方薬の効果がかなり発揮できて延命に大きく貢献できた場合でさえ、他の御家族との板挟みにあって随分苦しい思いをしたケースが何度かあって、

完全にトラウマになってしまったようだ。

当方の常連さんのご家族とか、あるいはしっかりした紹介者、たとえば医師からの御紹介などでもなければ、ほとんど例外はあり得ないのであった。

そのいい証拠が、前回の投稿分

難治性疾患で御本人ではない代理のご家族の場合、どうもうまくかみ合わない

のように医師のシッカリした使用する漢方薬類を実際に見てもらっての許可等の条件がかなり揃っていても、最終的にはご家族の意識の大きなズレによって、最終的にはお断りする結果になったほどである。

当方とて、お問い合わせだけは昔から常時、捌ききれないほどあるところを、

お断りする理由を述べるのに、このようなブログを利用させてもらって、大いに助かっている。

お断りせざるを得ない場合と、お受けできる場合の境界線を認識して頂くのに、このブログがますます重宝しているのである。
2006 03/11 02:32:22 | お断りの事例
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