直接来局の方、あるいは電話のお問合せで、漢方薬販売をお断りした事例集
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2005年 10月 20日 の記事 (1件)
絶対にお断りするし、しなければならないと信じているのが、今回のタイトル、病気のお見舞いに漢方薬を購入されようと相談される事例である。 すべて例外なく、鄭重にお断りする。 当然である。 まずは大概、入院中である。 患者さん本人が、それを望んで、直接行けないので代理を派遣された例でも、多くをお断りしているくらいだから、なおさらである。 第一、漢方薬の利用に対する患者さん御本人が、アリガタメイワクなことが意外に多い。 それに、御本人が直接来局されての御相談と異なり、詳細な病状や、病院の諸検査、諸治療における現時点の状況把握がほとんど困難であるなど。 まだまだ、お断りしなければならない理由は沢山あるが、若い頃の随分気まずい経験で、販売した漢方薬に対して、贈られた病人さんからのお電話で、贈り主にはお気の毒だが、私はアリガタメイワクだから、こっそり返品したいから、引き取って欲しい、との要請があった 。 そもそも、医薬品を贈り物に使用とされる方に同調したこちらにも責任があることとて、引き取らざるを得なかったのはイウマデモナイ。 それ以来、二度とこのような御相談には、絶対に応じないし、応じれないのである。
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