直接来局の方、あるいは電話のお問合せで、漢方薬販売をお断りした事例集
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2005年 11月 01日 の記事 (1件)
喘息に柴朴湯(さいぼくとう)が、いいと聞いたんだけど、と言って入ってこられた中年男性。
ご本人は、奥様でご本人は見えていない。
確かに、20〜30年前までは、よく合う人が多かったが、温暖化と暖房設備の充実のせいか、ああいう温性でしかも乾燥する性質のある方剤は、適応する人が、かなり減ってきているように思う。
そのことをお話して、皆に合うとは限らないし、喘息の方に皆がみな、合うわけではないこと。
この秋の季節、乾燥する季節でもあるから、気管支粘膜が乾燥しやすい体質の人には、かえって逆効果になる場合だってあることを説明し、販売をお断りする。
これが、漢方薬方剤指名客で、うっかり販売してはならない例の典型でもある。
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