直接来局の方、あるいは電話のお問合せで、漢方薬販売をお断りした事例集

2006年 10月 14日 の記事 (1件)


 土曜日は半ドンであるから忙しい。終末近くの昨日金曜日から入ってくる遠方の新人さんたちからの通信メールや電話も集中し、二泊三日で直接来局されて以後の微調整に余念がない。
 このために追加補充や微調整の漢方薬類を発送するのに追われるのが金曜日や土曜日の半ドンである。
 そこへ土曜日しか通えない近県や近隣の新人さんや常連さんも直接来局される。

 そのような忙しい土曜日に限って、歯切れの悪いのんびりしたお問合せの電話が入る。
「ホームページを見たのですが、漢方相談に乗ってもらえますか?」という若い男性の声。
「一度は直接来局されないことには応じることはできませんが、どのようなご病気ですか?・・・、お住まいはどちらからですか?」
 という応対に出た女性薬剤師に対し、
「遠方だからとても行くことはできないから、電話相談にしてもらえませんか?」
「当方のHPを御覧になったのでしたら、トップページにもしっかり書いていますように、一度も来局されない人には、漢方薬をお出しすることは出来ません。そちらの地元の通えるところでお求め下さい。」
 といういつものワンパターンのお返事だが、こちらから提出する質問の病名を言うでもなく、遠方というご住所を述べるでもなく、のらりくらりとやられるので、土曜日という貴重な時間をお気軽な電話で浪費したくないので、申し訳ないが荷造りで忙しいので、この辺で宜しいでしょうか、という逃げ口上で、ようやく電話を終わる。
 
 このような応対を延々数十年も繰り返しているのである。ましてや本当に当方のHPを御覧になっているなら、まったく初めての人に電話相談だけで漢方薬を販売するような無謀なことはしないと理解されているはずである。

 それでも敢えて電話相談を申し込むということは、まともにHPのトップページの一部すら読まれていない証拠か、あるいは、看板に偽りがあるのではないかと遊び半分にカマをかけているかのいずれかであろう。
2006 10/14 13:02:18 | 必ずお断りするべき御相談事例
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