直接来局の方、あるいは電話のお問合せで、漢方薬販売をお断りした事例集
長年借りていた薬局の隣の専用駐車場を住宅地として地主さんに売られてしまった。

駐車場に売って欲しいとも思ったが、専用駐車場があるお陰で、遊び半分のアリガタメイワクさんの来局が毎日のようにあって、お断りするのに余分な労力を取られていた面もあった。

それでなくとも、常連さんは、専用駐車場に止めるのは面倒がって、薬局に面した違反にならない広い脇道の路上駐車ばかりだった。

専用駐車場を使用されるのは、皆さん、ほんの初期だけで、馴染んで来る頃には、田舎の要領が分かって、薬局の上隣は同じ薬局の所有と分かれば、なおさら薬局の自宅の塀沿いに駐車すれば、わざわざ専用駐車場に止めるほうが、かえって不便であることがわかるようになる。

で、長年借りていた駐車場を買い取ることはしなかった。

結果は、案の定、遊び半分のアリガタメイワクさんの来局が激減して、それだけでも日々の仕事の、精神疲労が、かなり緩和された。

これが、もう6〜7年前のことであるが、つくづく駐車場を買い取らなくってよかったと、今更ながら思うのであった。

それほどに、純粋な漢方専門の相談薬局を経営していると、遊び半分であったり、お気楽であったり、ちょっとご相談だけですが、などの物見遊山は、ずいぶんとアリガタメイワクだったのである。

しかしながら、その駐車場がなくなった現在でも、お電話でのお問合せや、直接ご来局の方々に、まだまだお断りせざるを得ない事例は尽きないのである。
2005 10/13 11:57:18 | お断りの事例
Powerd by バンコム ブログ バニー