直接来局の方、あるいは電話のお問合せで、漢方薬販売をお断りした事例集
病院に通ってもなかなか思わしくないからと、大変なご病気の相談で、熱心に話をお聞きし、当方の漢方薬のアドバイスのシステムなどをご説明し・・・・・というところで、延々とそれまでに相当な時間を取って、イザ漢方処方をと言う段になって×××××を求めてきたんだけど・・・・と横文字のサプリメントの名前をおっしゃる!

最初っからそう言っておられれば、お互いに時間の無駄をせずに済んだものを、当方とて、延々と漢方薬の特長等をあれだけ説明し、体質もある程度把握して、適切な方剤をアドバイスした時点で、トンデモナイことをおっしゃるな〜〜〜という無力感!

漢方専門薬局と、どうして横文字のサプリメントを直結して考えられているのか、しかもかなりな難治性疾患を抱えておられながら、その方の発想が、どうして横文字のサプリメントに向かわれるのか?

当方には到底理解できない感覚であるが、これが現代社会の一面であることは確かのようだ。

巷(ちまた)では、素人さんが製造あるいは輸入して、素人さんにそのサプリメントの「効果・効能」を声高に説明し、素人さんもそれを本気で信用して大枚(たいまい)はたいて購入する、というのが現代社会の典型的なパターンの一つのようだ。

素人療法の怖さをまざまざと見せ付けられる現実が多い昨今だが、最初っからご縁が無い方達だから、大いなる無駄骨のあと、無力感と空しさが残るのみ。
2005 11/03 09:55:37 | お断りの事例
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