直接来局の方、あるいは電話のお問合せで、漢方薬販売をお断りした事例集
お電話やメールでのお問合せに限らず、直接来局された場合でも、確かに気になることではあろうが、あまりにも漢方薬の販売価格にこだわり過ぎる方には、御相談の途中でも、中断してお断りせざるを得ない場合もある。

すべて常識的な値段を設定した数々の漢方製剤であるが、安いものもあれば高いものもある。

メーカーによっても同一処方名であっても価格差があり、また薬局によってはサービス、サービスで、適切な漢方薬のアドバイスに専念するよりも、もみ手もみ手で買ってもらうことにばかり専念されているところもあるらしい。

そういった売らんかな主義の交渉次第ではどうのこうのの同業風情と同列に置かれたら最後、

本末転倒される方とは長いおつきあいは出来ないので、丁重にお引取り願う。

当方の多年の専門的な経験と知識に期待されているのではなく、価格の交渉ばかりに専念されるとは言語道断。

何の目的で漢方専門薬局に訪れたのか、甚だ疑問である。

西洋医学では治らないのでやって来られた、実に難儀し困っておりますとおっしゃる割には、病気の相談よりも価格のことばかりを気にされるお気持ちは、分らぬでもないが、矢張り甚だ本末転倒としか言いようがない。

相談料も、技術料も全く頂いてないのだが、フッと考える時が実際にはないでもない。

これだけの豊富な経験と専門知識で無料相談を行い、お薬代だけを頂いているというのに、はたまた当方が非常識な値段をつけているわけでもないのに、価格面の交渉まがいのことに初対面からされるようでは、高い相談料を設定すべきだったかっと、天を仰ぐことも稀にはあるのであった。

     漢方薬の値段は高いか安いか?相談料は?
2006 03/24 21:19:25 | 必ずお断りするべき御相談事例
Powerd by バンコム ブログ バニー