直接来局の方、あるいは電話のお問合せで、漢方薬販売をお断りした事例集
 某漢方薬関連研究会では、ここ何年にも渡って、その会で取り扱う漢方薬(医薬品)類のインターネット販売を中止するよう、強く要請されている。

 多数の会員を抱える研究会であるが、ほんの一部、数十件足らずの薬局では、たしかに盛んにネット上での「お誘い販売」が常習化されている。
 その会では、
消費者保護と遵法の立場から取り扱い医薬品についてインターネット上で「買い物カゴ」「カート」「注文表」方式や「ネット市場」を使って販売しないようにお願いしてまいりました。その結果、医薬品は7月中に目標達成可能な状況になりましたことを報告いたします。
との報告書が本日郵送で送られて来た。

 同時に医薬品以外でも、この会が取り扱う関連商品もインターネット販売を中止してほしいとの要請である。
白いんげん豆の健康被害事件も大々的に報道されているさなか、相談、説明を介さない安易なネット販売によって一般消費者に不測の健康被害をもたらした場合、問題はその商品ばかりでなく、それを取り扱う研究会全体の信用失墜まで及ぶことになりかねないと危惧する声が多く寄せられています。

 この漢方関連研究会が、これまでも再三再四、医薬品のインターネット販売を中止するようにと強く要請できる根拠は、入会時に交わした正式な契約に基づくしっかりした法的な根拠が存在するからである。

 ともあれ、上述のように7月中に目途が立っているように書かれているが、先ほど調査したところ、相変わらずインターネット上でこの会が取り扱う漢方薬類(医薬品)が、引き続き「お誘い販売」されているのを確認したが、単なるアリバイ作りではないことを祈るばかりである。
2006 07/18 16:44:01 | 漢方のお茶でもどうぞ
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