直接来局の方、あるいは電話のお問合せで、漢方薬販売をお断りした事例集
上記タイトルに続いて「3点の製品を持参されたのだが・・・」

一つは外包装付きだから分かるが、あとの2点は粉末状の内容物をプラスチック容器に入れ、何の表示もない外包装もないものである。

匂い香りで、おおよその内容物の想像はついたが、お出しできないとお断りする。

手に入れたところに戻るべきだとお答えすると、××さんに紹介されて、お宅の薬局ではよく相談に乗ってくれて何でもよく効く漢方薬を出してくれると言われて来られたのだという。

それはともかく、病気の内容である。ポリープなら病院で簡単に切除できるはずだから先ずは病院治療が先だと説得すると、病気のご本人はご主人であり、知人が腸の手術で、そのまま他界されてしまった例があり、手術は恐いから絶対イヤだということである。
代理の奥様もその考え。付き添いの婦人も相槌を打つ。

良性のポリープなら、内視鏡で簡単に取れるはずだから、もう一度よくお医者様と御相談して・・・・と進言すると、開腹手術が必要で、強く奨められているが絶対にイヤだと譲らない。

どうも話の内容の雲行きが怪しい。

開腹手術が必要とは単なるポリープとは異なるのかも・・・

と考えるが、要領を得ない奥様の話に、ご本人様もおられず、しかも他の薬店で出された表示ナシの製品を請われても、それによって手術すべきものを安易に不明の製品によって治そうというお考えには賛成出来かねるので、お出しできない旨説得するのに一時間。

何度も請われるも、同じものがそれだけ必要ならどうして買った所へ行かないのか不思議でならない。

当方が奨めたものでもなし、よそさんで出されたものを無責任にお出しするわけにも行かないし、第一、2品には表示すらないものを、と押し問答には往生してしまった。

真剣なのは分かるが、病気の内容の説明もアヤフヤで、しかも請われる製品は、表示もないもの。

要求される方の感性がまったく理解できない。

過去の経験から、このようなケースに情にほだされて一つでも製品をお出ししたら、どういうことになるか、

あくまで病院との御相談で漢方薬の服用の許可等、医師からの病状の詳細な伝達がこちらにない限りはお出しできない旨、繰り返し説明して、最後にはフラフラになってしまった。

ときにこのような、ものの道理がやや不明な方が直接押しかけられて難渋し、その日一日、グッタリしてしまうこともあるのだった。
2006 01/24 21:38:23 | お断りの事例
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