|
♪あなたはもう 忘れたかしら。
そんな唄いだしで始まる歌をずっと口ずさんでいた。 一人残って残業しているときに。 せつねぇ。
たぶん、何年か前の今日に、灯台生が講堂に立てこもった日 だと身の門他の番組でやってたから、その時代系の歌がふと出てきたのだろう。
赤い手ぬぐいマフラーにして 横丁の風呂屋に行った二人。 一緒に出ようねって約束したのに、 男の方が長風呂だったので、女の洗い髪が芯まで冷えてしまった。 彼は彼女の体を抱いて 冷たいねと言った。
若かったあの頃 何も怖くなかった ただ、あなたの優しさがこわかった。
優しさが怖いってどうゆうことかと考えた。 今、幸せすぎて、その幸せが壊れた時のことを恐れたのだろうか。 以前、ある人にそういうようなことを言ったことがある。 明らかに退いてたけど。おいらは重かったに違いない。
違う意味でも、優しさが怖いことはある。 違う部署の部長がやってきて、兎やさんは、偉いネェといいながら、仕事っプリをちらりと見ていったとき。 優しさが怖い。
怖いわっ。
No-More残業。今日こそ。まじで。
|