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いけないことをした。
ので、王様の耳は驢馬の耳的に吐露しちゃおうと思う。
実家で骨を吹こうとは思ったが、自分の楽器じゃない上に、どうして吹いているのか、説明を求められたら義父まで行っているなんて言ったら最後、毎月親にうるさく言われ心配させるので、言えず、ふけず、楽器を車の中に隠し、
でも吹きたいわけで、
そこで選んだ吹き場所を実家の近くの山(ただし舗装がされている道)に設定にする・・・別荘地があったのでそこへ行く。
あいにくの雨だったので、いいかと思って、別荘の軒下で吹かせてもらう。
イケナイことだとは分かっていても、誰もこんだろうし、誰も迷惑する人はいないだろうと思っていた
そしたら、おばさんがてくてく、興味なさそうに歩いてきた。
目が合ったので普通に挨拶すると、
お嬢さん、お母さんはどこにいるの?ここの別荘の人?と聞かれ、
お母さんは別のところにいます、ここの別荘の人ではありません。と正直にいうと、
穏やかだったおばさんの顔が急変。
みんな静養に来るんだから、こんな朝早くに、別荘地なんだから吹いちゃだめですよ。迷惑です。不法侵入ですよ。と言われた。
久しぶりに他人に怒られたー。
自分の音が音楽なんかではなく、人を不快にさせ迷惑なのだという真逆の状況。
折れる。
ヒステリックな老婆への 愚かな非常識理論での反抗は、なんとも後味悪かった。
なんであんなことしたんだろうという反省の色がなく、そんなことより、どうしたら言いくるめられたかと思い返している自分は、非常に非常識で身勝手な人間なんだろう。
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