私ひとりだけが楽しいブログ
3日目、正岡子規にどっぷり浸かりました。

私が正岡子規を好きになったのは、国語教師を目指し始めた頃だったので、大学1〜2年の時だったと思います。
当時は子規よりも「夏目漱石」が好きで、漱石と交流があった人物ということで子規になんとなく注目したつもりが・・・漱石以上にハマってしまいました。
それまで俳句も短歌も作ったことなどなかったのに「アララギ」を購読してみたり、子規の作品集を読んでみたり・・・まあ作品も好きですが、どちらかというと子規の人物像に強く惹かれたといいますか。
ベースボールを野球と訳し日本に普及させたところとか、私のツボをうまく突いてくれたのです。

前置きが長くなりました。
「子規堂」に行きました。
子規の文学仲間だったお坊さんが、お寺の境内に子規の実家を復元したものです。

これはいわゆる看板ですが、内部は撮影禁止っぽかったです。

入り口の前です。


子規様の「旅立ち」の銅像。


内部には、子規が実際に使ったとされる机や、病床で使ったとされる布団の生地など、レアな展示がありました。
また生原稿や資料などもあり、子規ファンにとっては単なる観光施設にとどまらない魅力的な空間でした。
何度か行ったことのある子規記念博物館もなかなか見ごたえがありますが、あちらを一般向け入門向けとするなら、子規堂はマニア向けでしょうか。

子規がいた当時運行されていた「坊っちゃん列車」の客車。

手前にあるのは漱石の胸像(というか首像じゃん)です。

展示してある坊っちゃん列車に乗ってみました。

実は、現在運行中の坊っちゃん列車には乗ってないんです。
路線は市電と同じなのに、形がレトロなだけで運賃が高いし、冷房が効いてなくて快適じゃないし・・・またいつか気候のいい時に乗ってみたいですね。

子規様をのんびり堪能し、その後は車をホテルから出して「松山坊っちゃんスタジアム」に行きました。
この日は試合はなかったですが、私の目的は野球歴史資料館「の・ボールミュージアム」でした。
ここには野球殿堂入りした子規の功績や、イチローや松井の手形などいろいろな野球資料が展示されています。

中でもとりわけ私の目を引いたのは、2002年にここでオールスターゲームが開催された際の大きな記念写真。
カープからの出場選手は2人・・・ばっちり写ってます。
新井小山田・・・どっちも今、赤いユニフォーム着てませんから(泣)。

気を取り直して。
この日に食べた郷土料理は「五色そうめん」でした。
基本はそうめんに色をつけたもの・・・なんですが、見た目に美しく、暑い時に冷たいそうめんは最高でした。
安くておいしい郷土料理・・・やはりいいですよねぇ。

今日のおすすめ★郷土料理 五志喜

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創業370年の伝統があるのに、敷居の低さが魅力的。
2008 08/20 23:36:34 | おでかけ | Comment(0)
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