近所のじいちゃんがまた、白菜をくれました。
外葉は穴だらけ、5〜6枚めくってもまだナメクジやイモムシがいっぱい、7枚目くらいからやっとまともに葉っぱが食べられる・・・という状態の白菜です。
まあ、そんだけめくっても十分、店に売ってるやつよりはでかいんですが。
しかも無農薬なのですごくおいしいんです。
白菜を手に、じいちゃんは言います。
「奥さん、イモムシとかいっぱいおるけど、気持ち悪いことないんか?」
私は答えます。
「私、田舎もんじゃけん割と平気なんよ。それにじいちゃんの野菜おいしいけんね」
じいちゃんは嬉しそうに、次は大根を持ってくると言ってくれました。
私らは2006年の春に現住所に引っ越してきて以来、じいちゃんの野菜をたびたびいただいてお世話になっています。
でも、じいちゃんの話では、私らの前に住んでいた奥さんは野菜についている虫を気持ち悪がって、全然受け取らなかったらしいのです。
都会出身のお嬢ママじゃったけんしょうがないよのう、とじいちゃんは言ってました。
実際、虫が気持ち悪いという感情は一般的なものなので、私も仕方ないとは思います。
ただ、そんな理由で無農薬の安全でおいしい野菜を一切食べられないとしたら、私から見れば逆にかわいそうでさえありますね。
虫のついていない野菜は見た目はいいけど、農薬まみれで不健康です。
今話題のメタミドホスは日本では禁止ですが、それ以外にも危険な農薬は山ほどあるというのに。
野菜の穴は虫食いではなく、お虫様がご試食なさった安全の証、と言ったら大げさでしょうが、私はそう思っています。
じいちゃんの畑には、商業用の野菜も結構あり、そういう野菜は虫だらけの穴だらけだと出荷ができないのでやむを得ず農薬を使っているそうですが、家で食べたり近所に配ったりするプライベートスペースの野菜には一切、農薬は使わないそうです。
虫つきよりも農薬つきのほうがよほど気持ち悪いから、だそうです。
で、商業用じゃないので網をかけたり、定期的に虫を除去したりなどということもせず放っとくので、虫だらけですまんのう・・・といつも言っています。
じいちゃん、いつもありがとうございます。
じいちゃんのおかげで、自宅ではなんとか危険な野菜を食べずにすんでいます。
店で野菜を買うときもなるべく注意して買うとか、そういう気構えではいるんですが・・・レストランとかで出てくるものまではさすがにチェックは不可能なので、やはり輸入野菜の検査は綿密にやっていただきたいものですね。
ついに広島県でもメタミドホス被害?が出てしまったし・・・。
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