犬食堂と聞くと、何を連想されますか？
私は「犬と一緒に食事ができる食堂」を連想しました。
また、犬料理と聞くと、何を連想されますか？
私は「犬の食事用の料理」を連想しました。
ここで書く内容は、いずれの連想とも異なります。

犬食堂＝犬肉料理を出す食堂
犬料理＝犬肉を使った料理

なんといいますか。
私の苦手な「山賊テイスト」です。
しかし、経験してしまいました。
なんてことはなかったですが。

大阪に、鶴橋という町があり、コリアンタウンで有名です。
コリアンタウンだから、犬を食べる食堂もあります。
今日、鶴橋のお土産で「犬鍋」というものをいただきました。
猫鍋ってのは鍋におさまってる猫の写真で、犬鍋は犬の原形をとどめない単なる肉…なんか切ない。
私は犬も猫もペットとして大好きで、これを食えと言われるとかなり抵抗がありました。

お土産をくれた人の話では「そこらへんにいる犬じゃなく、韓国から食肉用として輸入した純粋な食べ物」らしいのですが、それでも犬だと聞くとちょっと、ねぇ。
食べる習慣なんかないですし。
食べる習慣がある肉でも、羊の牧場で羊を見ながらジンギスカンのバーベキューは私は食べられません。
そんなにお前はデリケートなんか？ってほどじゃないんですが、山賊テイストはダメなんです。
ウンコの話をしながらカレーは食えます（おい）が、生き物を見ながらその生き物は絶対食えません。

でも、せっかくもらったので食べよう。
まずテレビを消し、窓を閉め切りました。
犬の姿が映ったり、外から犬の声が聞こえたりするのを防ぐためです。
クリスチャンでもないのに心の中で十字を切り、まずひと口。
おっ、意外にあっさり。
ふた口。
おおっ、なかなか香ばしい。
…あれほど抵抗を感じていながら、完食しました。
犬さんごめんなさい。

食べた後、心なしか体調がいいです。
精力増強作用があるらしいですね。
病気の時や、力仕事の前などはいいのかも。
調べたら、通販では1キロ1980円で売ってました。
原産国は中国か…今、いろいろとアレですよねぇ。

アレじゃなかったら買うのかお前は（爆）。
いや、多分、自分じゃ買わないです。カワイソス。