私ひとりだけが楽しいブログ
広島県ではこの木・金が公立高校入試でした。
私の担当生徒で中3生は全員、受験しました。

広島県の公立は出願したあとで倍率を見て取り下げたりして、最終的には「成績が足りていれば志望校にはほぼ落ちない」という感じにはなってるし、無謀に高望みしてる子もいないし、全員一応滑り止め確保はあるし…で、あまり心配していませんでした。

しかし。
土曜日の昼下がり、生徒のひとりから恐ろしい入電。

先生、どうしよう。
英語の試験、受験番号書き忘れたかも。


な、なんて物騒なことをおっしゃるのよこの人は。
しかも、妙に冷静じゃないですか。
パニクっててもおかしくない非常事態なのに。

なんでも、答案が配られてすぐにリスニングが始まってしまい、慌ててリスニングに取組んだはいいが、そのまま次の問題へと順調に筆を進めてしまった。
時間には余裕があり、最終確認までばっちりやったのに、回収される段階で最上部のその欄が白っぽいことに気づいた。
…ということらしいです。

この人、優秀ですが、かなりのドジっ子です。
問題を解いていても、明らかに理解できている部分を間違えます。
国語の記述欄に「待ち合わせ」を「待ち伏せ」と書いてしまったり。
計算問題で、問題用紙に書いた解答は合っているのに、解答用紙には自分の生年月日を書いていたり。
本来の偏差値から、かなり割り引かれた成績を取りつつも、今までなんとかやってきました。

それなのに。
ついに本番で、やってはいけないことをやらかしちゃったか。
よりによって、受験番号の書き忘れ…。
電話の向こうでは、引き続き他人事のような声が。
「先生、アリだと思う?」
…ナシだと思います。
何かいいことを言ってあげたいけど、思いつきません。

待てよ。
公立で非常勤講師やってた時、入試はどんなだったっけ?
ちょっと思い出してみます。
ちょっと、希望が見えたような気がします。

広島県の公立入試は、受験番号を書く欄はあるけど、名前を書く欄がない。
したがって、受験番号を書き忘れた場合、本人特定が難しい。
しかし、あれだ、回収の方法。
受験番号の順に、規則正しく回収する決まりがあります。
それは、並べてみて欠番があった場合、すぐにわかるようにするための措置…ということは。

その子の前後に欠番がいっぱいあったりとか、そういう恐ろしい事態になっていなければ、特定は可能なので大丈夫…ああよかった。
まだ予断を許さないけど、とりあえずよかった。
それによく考えると、その子は通常ならその高校は余裕です。
かなり上位の成績で合格できる力はあります(ドジを差し引いても)。
たとえ英語だけ不幸にして0点でも、不合格にはならんでしょう。

なんだか、切なく激しい1日でした…。
のんびり過ごすオフのはずなのに。
仕事をしたり、遊び倒したりした方がよっぽど疲れない。
こんなことなら、遊び倒せばよかった。
でも、不思議ですよね。
仕事や遊びに熱中している時、なぜか不吉な知らせはめったにありません。
人間、暇にしてるとロクなことがない、そういうことですね。

明日は、仕事しよう。
テレマ会社から、名簿送ってもらおう。無理にでも。
この時期、怠慢にドップリ浸かったらイカンのです。
浸かりたかったけど。

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2009 03/07 23:59:35 | お仕事 | Comment(0)
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