糖分の入ってない、シンプルなヨーグルトがあります。
皆さんはこれをどうやって食べますか？

砂糖、蜂蜜、ジャムなど好みの甘味料を加えて食べるのは一般的です。
イチゴやキウイなどの果物と一緒に、というのもおいしいです。
ケーキなどのスイーツ作りの材料にする方もいます。
ドレッシングなど、普通の料理に使うのもいいです。
青汁の粉を混ぜるなど、ヘルシーに食べるのもアリです。
ミックスジュースなどに混ぜて、ドリンク状にするのもおいしいです。

つまり、何も加工せず、そのまま食べることは少ないです。
よっぽどおいしいヨーグルトならそれもいいですが、いろいろと好みの味に工夫できるのが無糖プレーンヨーグルトのいいところ、じゃないでしょうか。

今日は、無糖プレーンヨーグルトの試食販売をしてきました（牛乳売りから変更になったのです）。
前回の牛乳売りで大変優秀だった私、今回も頑張るつもりでした。

しかし、サッパリ売れません。
いや全然売れないわけじゃないんですが。
はっきりした特徴がありました。
それは
試食をした人はほとんど買わない
という、試食販売において本末転倒な特徴でした。

そりゃそうです。
無糖プレーンヨーグルトそのまま、なんて、よっぽどのヨーグルト通じゃなかったらおいしいと思わないですから。
しかもよりによって今回売ったのは今流行の「脂肪分ゼロ」が特徴の超ヘルシーな商品。
脂肪分も糖分も一切ないヨーグルト、そのまま食って「超おいしい！」なんて思うのは一部の健康オタクだけです。
普通は、単に酸っぱいだけです。
子供に食べさせたら、大半がまずくて食べられず残してました。

売りながら、徐々に生じる疑問。
これって、そのまま試食で売るのは無理があるんじゃないのか？
マヨネーズやケチャップが好きな人は多いけど、それらは料理や素材の味付けとしておいしいからであってそのものを食べるわけじゃなく、私が今やっていることは一般大衆に向けてマヨチュチュをやれと言ってるようなもんじゃないのか。
そもそもマヨチュチュは「よい子は真似しないように」って字幕が出るくらいだから、まああれはよい子の健康に考慮して出るわけですが、私もマヨネーズは結構好きだけどそのままはイヤだし、ヨーグルトは健康上は問題ないけどやっぱり好きであってもそのままじゃ抵抗を感じる人が多くて当然で…ああ、どんどん妄想の深みにはまっていく。

ここまで疑問を感じながら他店派遣のスタッフが売っていたかどうかは知りませんが、他店の売り上げもあまり振るわなかったようです。
試食の状況も、おそらく同じような感じだったのでしょう。
結論。
「無糖プレーンヨーグルトは試食販売に向かない」
試食販売って「おいしい」と思わなきゃ絶対、買いません。
「おいしい」と思ったって買わない場合もあるんだから、まずかったら絶対買いません。

売れても売れなくても、給料に差はないんですけどね。
ただ売れた方が明らかに気持ちいいので、今回は何か心情的に割に合わなかったように思います。
いろいろと勉強になりますのう。

今日のおすすめ★くれないダイレクト

料金大幅カット！オーダーカーテンならここで！