オークションは相変わらずやっています。
押入れがだいぶ寂しくなりましたが、売れると嬉しいので捨てるよりは…と思い、続けています。

落札されると、当たり前ですが商品を配送しなければなりません。
私が利用してるオークションでは配送方法が基本「郵便」「ヤマト」の2種類で、その2社の中でポスパケットだのメール便だのを落札者が選ぶようになっています。

今日、2個の荷物をヤマトで配送するため、コンビニに行きました。
2個とも落札者が慎重な人で、料金割高な匿名配送が選択されていたので、家のプリンタで配送伝票を印刷して持参したのですが…いつもの店員さんがおらず、レジでの対応者には「研修中」のバッジが。
ああ、新人さんなのね、よろしく頼みますよ…とか思いながら荷物と伝票を渡しました。

どうやらこの新人さん、匿名配送の伝票を初めて見たようでした。
「この伝票では、ヤマトの受付はできません！」とのたまいました。
いや、そういう伝票も存在するわけで、今までここのコンビニで受付してもらってたからできるはず…と、いくら言っても聞いてくれません。
ヤマトはメール便と宅急便だけだ！と、譲る気なし。
しかも相手は異常に血の気が多く、私にけんかを売らんばかりに食ってかかってきます。

そうこうしているうちに、コンビニの責任者登場。
別に「責任者を出せ！」なんてお決まりの台詞は言ってないですが（笑）、責任者が出てきてくれました。
そして私の目の前で新人を注意しました。
知らなかったことは仕方がないが、客にけんかを売るとは何事だ、すぐに謝りなさい、と。
その直後でした。
私は、ある意味「歴史的瞬間」に立ち会ったのでした。

どーもすいませんでしたねー。
はいはい僕が悪うございました〜。
こんな店、辞めてやらぁ！！
…研修中の新人さん、出て行っちゃいました。
もしもーし。

普通ならなんとも後味が悪い思いをするところです。
もちろんそれはありましたが、ドラマや漫画でしか見たことがなかったような場面に出くわしてしまい、後味が悪いというよりもバツが悪い、そんな感じ。
それプラス、貴重な体験をした感じ。
いるんですね、こういう人。実際に。

最近はキレやすい若者が増えていると言われています。
良いことではありませんが、今の世の中も若者にとって良くないところはありますし、キレながらも何か言い分がある人もいるのかもしれない…と、少し教育者的に寛大に解釈していました。
だけど、このオニーサンはいただけません。
言い分があるなら聞いてもいいですが、自分の非は素直に認めなきゃいけません。
非を指摘されてブチキレなんて論外です。

だけど、こういう人は懲りないのでしょうね。
その日の夕食の話題で「自分がバイトを辞めた原因になったワカラズヤの客」として私は散々悪口を言われたんじゃないかと思います。
別にそんなことは気にしませんけど、悪口を聞いた相手が、少しは私をフォローしてくれてそいつに反省を促してくれてるといいんですが…類は友を呼ぶ、だから期待できませんね。

そいつがこれを読んでいるとは思えませんが、次の勤務先ではそんなことのないようにしてください。
平和な社会のために。

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