広島県では11月8日、任期満了に伴う県知事選挙があります。
昨日告示が出ました。
投票はほとんど欠かさずに行く私、今回も行くつもりでいました。
しかし、私宛に届いたのはこんな無情なハガキでした。

…なめとんのか善良な県民を。

簡単に言うと。
私は三原市に住み始めて3ヶ月が経過していないので、三原での投票権が現在はない、ということです。
投票のためには、以下のいずれかの方法で、ということらしいです。

●現在の住民票とハガキを持って、福山の旧住所の投票場所へ行く。期日前も可。

●現在の住民票とハガキを福山の選挙管理委員会まで封書で送り、三原市での投票用紙を請求する。この場合は日数がかかるので至急。

いずれにしても、住民票をお金払って発行して、プラス福山までの交通費か郵送料といらん時間が必要なのです。

私がどこかの政党に属していたり、知人が出馬していたり、応援したい候補がいたり、そういうのであればちゃんと手続きを踏んで投票をすると思うんですが…。
今の状況で、私がそこまでして投票するかと言われれば、正直言ってしないですね。
人生初の「投票行かない宣言」せざるを得ません。

てか、県民の大半が私みたいな立場だと思います。
別にどうしても投票したい人はいないけど、せっかくの選挙権だし時間もあるからまあ、投票しとくか、という。
多くを占める、そういう属性の県民の選挙権を奪ってどーするんだ。
いや別に奪われてはないけど、せっかく投票するつもりだったのにそんなややこしいならもうえーわー、ってなるじゃないですか。

以前だったら投票日が近くなると町で流れる「○月○日は△△選の投票日です、皆さん投票に行きましょう」のアナウンスを聞いても何も思いませんでした。
はいはい、行きますよ、もしくは行きましたよ、ご苦労様です、という感じで聞き流してました。
今回はそんなの流れてきたら殴りたくなるでしょうね。
行きとうても行かれんのんじゃ〜ボケ〜！みたいな。

定住していない人に、世間って冷たいですね。
引越しが多いと生活上のデメリットも多いものですが、参政権すら制限されるなんてあんまりだと思いません？