生徒に対しての思い、ではありません。
いえ生徒にはいつも勉強しなさいって言いますけど。
今日のタイトルはそういう初歩的なレベルではありません。

去年7月、私はカテキョセンターの若い人と、電話でコントをやってしまいました。
簡単に言えば、当時住んでいた広島県福山市から片道200キロもある大竹市の生徒を紹介され、相手が地図も見ないで話をしてきたため非現実的会話になった…というものです。
そして今日、似たようなやりとりをしてしまいました。
ちなみに同じ人とです。アホかいっ。

その担当者は前回と同じく、新しい生徒を紹介したいと言ってきました。
向こうも私が適任と思って電話をしてくるわけなので、そういう場合はきっちりと話を聞きます。
生徒の学年、志望校、在籍校、希望科目、希望曜日、住所、性別…などの基本情報ですね。

学年などの情報は普通に話してくれました。
曜日や時間帯も、調整すれば行けそうな感じでした。
しかしネックは住所…てか、担当者が明らかにバカなんだけど。
バカと言うより、無知というか早とちりというか。

担当者は住所を「みつぎ」と言いました。
私は尾道市御調（みつぎ）町のことだと思いました。
すごく近くはないけど、三原からなら、福山に行くよりも少し近い距離で、そんなに時間もかかりません。
だから結構ノリノリで話を聞いたんです。
やる気になってたんです。
ああ、やっと近場の生徒に出会えるんだ…と。

しかし住所詳細を相手が話し始めて、腰が砕けそうになりました。
「場所はみつぎ駅から徒歩で5分程度のところです」

広島県人ならだいたいわかると思いますが、御調には電車なんて走ってません。
立派な国道やバス路線はありますが、鉄道はありません。
御調に電車の駅はない、私はそのように言いました。
そしたら、相手は続けました。

「手元の地図には芸備線にみつぎ駅ってあって、そこが最寄りです」

…広島県人の方は、もう真相がおわかりですね。
芸備線にあるのは「三次駅」。
みよしえき、と読みます。
これと間違えていたようです。
これをずっと相手は「みつぎ」と読んでいたから、話がアンポンだったのです。
関東在住だから仕方ないっちゃー仕方ないけど、広島県の担当やるんなら地名くらい覚えてください…頼むよ〜。

結局、みつぎなら近いけどみよしは遠いから無理、ってことになりました。
小1時間、真面目に話を聞いて損したじゃんか。
メモを取った生徒の個人情報など、破棄するように言われました。
言われなくてもしますって。用がないし。
それよりもっと社会科を学んでください。
広島県の学校情報とかよく調べてて感心するけど、地名とか基本的なことはもっと勉強してください。
次の電話では、コントをやらずに済むように（笑）。

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