帰省してきました。
といっても最近のパターン「2時間くらいしか実家に滞在しない」帰省ですね。
父ちゃんが「今日は出かける用があるけん、さっさと帰れ」…ああ、孝行娘？に対してなんと冷たいことか。

帰省目的は、墓参りです。
今日は母の命日でした。
あの暑くて重苦しい未明に母を見送ってから、早くも10年が過ぎました。
てか、さすがにそれだけ時が経つと、以前ほどヘビーな思いはさほどなくなりましたが、何がビックリって父ちゃんの独居生活が10年も無事に続いたことがビックリです。

父と母は中学生の時に知り合い、高校時代から付き合い始めて結婚したので、大げさに言えば物心（恋心？）ついた頃からずっと一緒だったわけですよ。
もちろん結婚後はあらゆる生活面を母に頼りっきりで、このありさまでは「母ちゃんいなくなったら父ちゃんは1週間くらいしか持たない」と、かなり真剣に心配したものでした。
実際、葬儀が終わった直後、母が入院していた病院に荷物などを取りに行った時、あまりにも顔色の悪い父は母の主治医に呼び止められて治療室に連行され、そのまま急性胃炎と糖尿病の宣告を受けました。
マジで1週間しか持たないかも…そんな出来事から10年、父ちゃんはなんとか暮らしています。
マイペースに、天然ボケに。

墓参りには、父ちゃんとふたりで行きました。
一応線香などを持ち、普通にお参りしているふぜいではあったんですが、実はふたりの間では火花が散っておりまして…そう、今日から巨人とカープは3連戦。
私は当然、カープの勝ちを墓前で祈りましたが、Gファンの父ちゃんは真逆。
母ちゃん、命日の墓参りにそんな俗物根性を丸出しにする夫と娘をどう思ってるでしょうか。
呆れて見てるでしょうか…まあええわ。

そして初日の結果は…くそ、母ちゃんは父ちゃんに味方したようです。
マエケンは終盤で捕らえられて負けました。
しょうがないさ、母ちゃんはマエケン知らんもん。
いやバリントンやサファテはもっと知らんだろうけど（汗）。

本日の自虐です。
背番号16は今、売り出し中の若手中継ぎ・今村猛くん。

実家のテレビは42型、最近買ったブルーレイを使いこなせないと父ちゃん嘆くも、画面の端っこにカウントダウンなどみじんもない美しい画面が妬ましゅうございました…ああ、早くアナログやめないと。

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