私ひとりだけが楽しいブログ
勤務先の女子高生のお父さんは、通常の高校生の父親よりもちょっと年代が上の、現在62歳。
ここのお母さんが天真爛漫で楽しい方だというのは以前に書きましたが、会社経営をされているお父さんも、話し好きでとても楽しい方です。

そのお父さんが、衝撃のカミングアウトをしました!

先生、私はね、本当は変態なんですよ。
軽蔑しないでくださいね。


え、えーと。
家族の前で、とりわけ年頃の娘さんの前で、それ言っていいのか。
そして私、そんなの聞いちゃっていいのか。
とりあえず「またまた〜。何をおっしゃいますか」とか言ってごまかす私。

詳細を聞いてみました。
お父さんはいわゆる「オネエ」なんだそうです。
体も心も普通に男性で、ゲイでもないけど、話し方だけがオネエになる習慣というか癖があるのだそうで…それだったら別に変態じゃないじゃん。
むしろ物腰柔らかくて、優しそうで、いいじゃないですか。
最近テレビで「オネエタレント」がたくさん出てきていて、程度の差はあれことごとく変態なので、自分も変態の仲間ではないかと危惧していたようです。

オネエタレントにも、何種類かありますよね。
1.元は男性で、手術して完全に女性化した人(佐藤かよさん、はるな愛さんなど)。
2.性転換はしてないけど、話し方は女性でメイクなどして、女装が普段着になってる人(IKKOさん、マツコさんなど)。
3.見た目は男性のままで、話し方だけ女性の人(おすぎさん、ピーコさんなど)。
4.女性っぽいキャラだけど基本男性の人(楽しんごさん、尾木ママさんなど)。

ここのお父さんは分類で言えば4ですが、4の人って別に変態じゃないと思うのです。
客観的に見て男らしくはないけど、その分繊細な感じがして、あえてそういうタイプを好む人って絶対多いですし。
何より、普通にご結婚されて普通に会社経営されて、普通に威厳ある父親までやっている…全然変態じゃないですね。
まあ、テレビを観ていて、特にバラエティを観ていて多少不安になるってのはわかりますが(汗)。

オネエタレントは確かに変態要素がありますけど、ああいうのが流行るってことは、疲れた人々が何か癒しを求めてるからだと思うわけですよ。
オネエは優しそうで、暴力的じゃないです。
そしてバカがつくほど平和な雰囲気があります。
そういえば逆は流行らないですね。
女性のお兄系タレントは…一時期、まちゃまちゃさんが人気あったけど、他には誰かいますかね。
やっぱり、あんまり平和的じゃないからでしょうか。

とりあえずお父さん、私はその優しげなキャラ、いいと思います。
そういえば語尾に「〜なのよ」「〜だわね」などと付いていたようですが、あまりにも自然だったので怪しみませんでした。
むしろ私には「〜なぁ」を連発する、大変苦手な備後弁よりも聞きやすかったり(爆)。

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2011 08/04 23:59:49 | 日々雑言 | Comment(0)
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