久しぶりに、電話調査員やってます。
結構忙しいです。
現在の依頼者は6月と同じ「車買取店」。
社用車売却の予定を聞きまくっています。
前回のテレマーケティングで、契約も査定もアポもゼロだった私なんかにまた、依頼してくるなんて・・・そんなに人手が足りないのでしょうか。
調査員は10数名いるはずなんですが・・・。

今もらってる名簿の業者は建築土木業者リストです。
この業界の人はどういうわけか、言葉遣いが荒っぽくて時々怖くなります。
騒音だらけの現場で作業するわけですから、丁寧な言葉でしゃべっていられない、とにかく大声でないと聞こえないから・・・というのはわかるんですが、電話の対応を同じ調子でやられると素人の私にはこたえます。
まあ、多忙な先方にとっては単なる迷惑電話でしょうし、仕方ないですね・・・。

そういったことは当然覚悟して仕事に挑みました。
案の定、半数ほどの企業がそういう対応です。
もちろんアポはゼロです。
しょうがないか。
しかし、いわゆる「零細企業」のリストなので、もっとシビアな現実もたくさんありました。

電話をかけても、番号が使われていない企業が2割。
全く無関係の人が出る番号が1割。
誰かが出ても、すでに会社は潰れたという企業がなんと1割。
合計4割程度が、なんかワケありなのです。
そんな事情のさなか、車の査定検討などの話をされたら、さぞかしご立腹のことでしょう。

改めて、関東の見知らぬ地方の名簿を見直します。
行った事もない地方。聞いたこともない企業。
しかしそれらの中には確実に、たくさんの人々の人生が詰まっています。
その人生の多くが、どうやら平坦で幸せではないようです。
電話かけて文句言われて金もらう・・・その単純作業はウザいこともありますが、名簿の向こうの人生と比べたらなんと平穏なことでしょう。
・・・勝手にそんな妄想すんなって言われそうですね。

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