私ひとりだけが楽しいブログ
5月に入ってから不登校を続けていた高2女子のマイ生徒が、ついに学校を辞めてしまうことになりました・・・。
連休明けに私が説教しちゃってから、1日登校して1日休む、といった生活を繰り返していたようですが、このまま延々と続けられる生活ではないし、前向きに検討した結果「転校」という形を取ることになりました。
新しく行く高校への編入手続きはすでに終わっていて、元の高校の除籍証明が届いたら早速編入します。

いや、その、前向きならそれもアリなんですが。
本人は今までとうって変わってすがすがしい様子だし。
今日の指導中も、ものすごく集中していて能率よかったし。
進学の目標意識はかなり高くなっているし。

なんか、解せません。
こんなに簡単に「逃げ」の体制に入ってしまっていいのか。
また、簡単に「逃げ」の体制に入ることが可能なシステムでいいのか。
目標達成のために、自分にとってベストな環境がいいことはわかりますが、ある程度の我慢も必要なんじゃないかと思ってしまう私は古いんでしょうか。

我慢って言っても、考え方次第なんですがね。
彼女の場合は「理解できない授業への出席が苦痛」が理由ですが、理解できずに出席してる人なんか他になんぼでもいますし、特に異常なことじゃありませんよね。
でも幼い頃から落ち込みやすく、気性が激しく、物事をマイナスに捉えがちな性格をしていて、小学生の時に家の近くで交通事故があっただけで1ヶ月ほど全く外出できなかった・・・というような人間を私ごときが変えられるわけじゃありません。

まあ私なんかはその真逆で、楽天的すぎて問題ありますが。
しかし、自信を持ってこれだけは言えます。
楽天的なほうが、得なことが多いです。
偉そうに言うことじゃないですが、脳内で不幸のリハーサルなんかやってる時間はものすごく無駄です。

急いでる時に車が渋滞していたら当然イライラしますが、急いでない時に渋滞していてもイライラする人がおり、そういうのってめちゃめちゃ損してると思います。
渋滞で進まない時は、ひとりならカラオケの練習。
誰かと一緒なら、しりとりでもやったらいーんです。

学校を辞めても、私はクビにならないみたいです。
こんなお気楽な奴と知りつつ信頼してくれている彼女と保護者に感謝して、学習計画は仕切り直しです。

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2007 05/19 23:59:52 | お仕事 | Comment(0)
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