私ひとりだけが楽しいブログ
お父さんを亡くした友人と今日、会いました。
葬儀の際は当たり前ですが遺族である友人は忙しく、ろくに話をする暇もなかったのですが、今日のお昼に少しだけ時間が取れ、尾道で会いました。

友人は高卒後、ずっと実家を離れて大阪住まい。
そのまま大阪の人と結婚して所帯を持ったので、実家に帰るのは年に数日程度、お父さんとの交流もあまり多くはありません。
それでも寂しいことには変わりはないのです。
「そばにいない」のと「どこにもいなくなった」のでは大きな違いがありますから。

特に「自分の親」は自分のルーツそのもの、自分が生まれる前に過ごした大地であり(by:魂のルフラン)、いくつかあるふるさとが1つ消えたような凹んだ気持ちになります。
母を亡くした経験のある私なら、友人に何か気のきいたことを言ってあげられるかもと思ったんですが、まあそういうことをあえて言わずに普通に世間話をするのが一番ではありますね・・・第三者である限りは。

憔悴しきっていた葬儀当日よりは友人も落ち着いていましたし、幾分元気そうにしていたので安心しました。
尾道駅から、そのまま高速バスで大阪に戻るとのことだったので(友人のご主人とお子さんは葬儀終了後にすぐ帰ったそうです)、あまり時間はなかったですが、千光寺ロープウェイふもとの喫茶店で1時間ほどだべりました。
すごく多くの人が葬儀に来たので、香典の集計や名簿作りが大変だったとか、金額や参列者の身元などで親族の人間関係が垣間見えておかしかったとか(こいつ友達少ないぞ、こいつの友達は薄情者だ、など)、私も体験したことなので妙に共感しながら聞いてました。

あっという間に時は過ぎ、友人を尾道駅まで送りました。
明日から彼女は仕事にも復帰し、家事も再開し、完全に体は日常へと戻りますが・・・気持ちのほうはゆっくり戻していけばよろしいかと。
次に友人が帰省するのはおそらくお盆。
いわゆる初盆ですが、今度はもっとゆとりを持って会いたいものです。

おっと、F1観なければ。

今日のおすすめ★尾道・茶房こもん

今日、友人と行ったワッフルのおいしい喫茶店です。
大林宣彦監督の尾道映画のロケ地としてファンには有名。
2007 05/27 22:49:37 | おでかけ | Comment(0)
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