私ひとりだけが楽しいブログ
今日は突然暇になり、カープ対巨人戦を観に行こうかと思いました。
しかし外に出てあまりの暑さにクラクラしたのでやめて、家で広陵高校を応援することにしました。

テレビ観ながら飲み物でも・・・と思い、近所の自販機に向かおうとしたところ、事件は起こりました。

自宅近くの「ミゾ」に、生きた鳩が落ちていました。
そこらへんの野生のドバトなら、せいぜいミゾから拾い上げるくらいでおしまいにすると思います。
しかし、その鳩は違っていました。
足になにやら、輪っかが2つ付いています。

よく見ると、1つはアクセサリーのようでした。
もう1つには「NIPPON.2007」の刻印と、シリアルナンバー。
・・・誰が見てもわかる、れっきとしたレース鳩です。
初めて見ました、レース鳩。
どんな事故に遭ったのか、羽はボロボロで飛べず、歩行もままならない様子でしたが、人にはちゃんと慣れていて賢そうなたたずまいです。

何かの縁だと思い、鳩を救出した後、レース鳩協会に電話。
シリアルナンバーや鳩の様子などを伝えました。
すると、鳩の飼い主は福山の人でしたが、レース開始場所はなんと千葉県
千葉県から福山の自宅を目指して、ひたすら飛んできた鳩だったとは・・・まさにリアルさすらいペット(うちのさすらいペットはしばらく飛ばしてないけどね)。
うまく言えませんが、ドラマチックな世界です。

鳩の飼い主もわかったので、連絡をしました。
しかしその飼い主の第一声に驚いてしまいました。
「あまり弱ってるようなら、生ごみとして出しといて」
この薄情者!鳩は必死で帰ってきたのに!!!
・・・と思っていたら、数10分後にその飼い主は鳩を引き取りに来ました・・・もう、心配させるなよ!

飼い主と少し話をして、レース鳩の事情みたいなものを聞いてみますと、鳩の長距離レースは大変過酷で、まともな生還率は2%に満たないそうです。
残りの98%は途中で死んだり、公園のドバトになったりするため、その人もずいぶん多くの鳩とのお別れを経験しており、今回もそのつもりだったようです。
たまたま保護された場所が自宅から近かったから引取りに来たみたいで・・・愛鳩家とはいうものの、鳩に命を賭けさせてその優秀さを競う世界、愛情と名誉欲は紙一重なんですね。

愛鳩家というものに対して全てを理解せよと言われたら私には難しいですが、とりあえず今日の私は人の役に立ちました。
広陵高校は、勝ちました。
カープも、勝ちました。
宝くじも、安いけどビリじゃないのが1つ当たってました。
野球を観に行かなかったお蔭の人助け。
そのお蔭でいろいろ、よかった1日でした。

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2007 08/17 02:01:26 | 日々雑言 | Comment(0)
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