私ひとりだけが楽しいブログ
通夜に行ってきました。
亡くなったのは旦那のおじです。
正確には「旦那の父の妹の夫」で、私はもちろん旦那とも血縁はなく、普段の交流も全くない人です。
面識は、7年前の結婚式で1回会ったきり。
旦那はともかく私には故人との思い出が皆無なので、まさに一応親族だから通夜に参加しただけなんですが、そこで結構なカルチャーショックを受けまして・・・こいつ、何を今更、な内容なんですが。

私はいい年をして、葬儀場での通夜参列が初めてでした。
私は何度も書きましたがド田舎者なので、通夜葬式といえば故人の自宅もしくはお寺で、あるいは集会所関係で・・・というのが一般的で、なんとかセレモニーなんて場所に踏み入れたことはなかったのです。

自宅やお寺はもちろん、集会所であっても大人数が集まれば冷暖房は期待できず、真夏なら酷暑、真冬なら極寒、天候不順なら雨風に耐えながら参列していました。
そして濃い親族以外は、式中に座ることもままならず、座れても硬い座敷や板の間で足をしびれさせつつ・・・というものばかりでした。
故人に悪いと思いつつ、時が過ぎるのを心待ちにする失礼な参列を繰り返してきたのです。

しかし!すごいぞ葬儀場!!
くそ暑い真夏に、くそ暑い喪服を着ていても冷房ガンガンで快適そのもの。
参列者は全員、待ち時間も含めてずっと椅子に座っていることができます。
ホールではお茶も出るし、会場はもちろん広くてきれいだし、トイレはお寺のトイレと違って最高に美しいし、至れり尽くせりでした。
あっという間に、通夜は終わってしまいました。

明日は同じ会場で葬儀があります。
故人の家族は葬儀場に泊まるようですが、宿泊施設も24時間風呂もこの会場には完備されており、これならゆっくりと故人と最後の時を過ごすことができそうです。

私、亡くなった人は慣れ親しんだ自宅から送り出すのが理想だと考えていたんですが・・・別に生きていたって自宅が最も快適とは限りませんし(旅先のホテルなどでも、普通の部屋なら十分快適ですから)、こういうのもゆっくりできていいかなと思いました。
自宅やお寺で葬儀をやると、手伝いに来るご近所さんにも気を遣うし、親族や弔問客の相手も大人数だと大変だし・・・で、自分の母親とはのんびりとお別れする暇がなかったのです。
挙式ならともかく、葬儀は無理をしながら手作りにする必要はないみたいですね。
ドライにお金払って、プロに全部任せて、遺族はその分感慨の時を過ごすのもいい、今更そんなことを学習しました。

故人について偲ぶ内容が全然ないから、あまりにも冷静な私ですが明日も一応参列します。

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2007 08/29 21:46:13 | おでかけ | Comment(0)
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