不可解な涙の会見から、時は流れました。
阪神新井が誕生しそうです。
さよなら新井。
今までありがとう。
あなたのことは忘れません、年内は。

新井に言いたいことは山ほどあります。
彼のあらゆる言動に対し、納得が行きません。
恨むべきは憎き「FA制度」。
貧しい地方球団にとって、特にカープにとって最悪の制度。
今までに4人のカープ主力選手を非情に略奪した制度。
4人中、最も納得が行かないのが今回ではありますが。
納得が行かないというより、すごく残念な移籍です。

川口は、巨人ファンで当時末期ガンだった義父を励ますため。
江藤は元々、東京出身でカープに愛着なし。
金本は、FA行使プラス残留の話がカープともつれてやむを得ず。
などなど、それなりになるほどと納得しなければならない理由が一応ありました。
裏切り者とか、やっぱり思ったけど仕方なかったです。
主力選手が去るのは痛かったけど仕方なかったです。

だけど、新井。
なぜ出て行くんでしょう。
出て行くなら、なぜ泣くんでしょう。
達川さんも言ってたけど「プロ野球選手は引退の時以外は絶対に泣いてはいけない」と思いますよ。
もちろん優勝や記録達成時の嬉し泣きは別です。
女々しく泣くのは、引退の時だけで十分です。
カープが好きなら出て行かなくていいし。
喜んでないなら出て行かなくていいし。
移籍したいなら、泣かなくていいし。

でもとりあえず今日、新井の満面の笑顔を見て、私の中でも（きっと多くのカープファンも同じでしょう）決着がつきました。
もう怒りも悲しみもありません。
あんな心の弱い人、カープには要りません。
彼は、倒すべき人へと転身しました。
彼から三振を奪い、ガッツポーズする大竹を見たい。
そして悔しがる新井を見たい。
来年のカープに期待しましょう。

ところで、23日はカープファン感謝デーですが･･･。
新井がこれに参加する度胸があるなら、私は阪神戦で彼にブーイングをしない！と誓ってあげます。
まあ、無理でしょうが。

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