2009年・秋・アメリカ。
ロサンゼルス・ドジャースが21年ぶり、ワールドシリーズ優勝の快挙。
MVPを受賞した投手の記者会見が行われる。
投手の名は「KURODA」。
ドジャースのユニフォームもすっかり板につき、貫禄も十分。
帽子を取り、ロスで流行っているというスキンヘッドをあらわにして、笑顔で彼は言葉を噛み締めながら語った。
野球人として、メジャーに憧れて渡米しました。
いろいろと勉強させていただきました。
しかし、メジャーリーガーのバッターは意外に手応えなし。
思っていたのと少し、違いました。
ツマランけん広島に帰ります。
僕がプレーすべき球団はやはりカープです!!!
あとのことは、斎藤さんに任せます!よろしく〜〜♪
翌年春。
その言葉通り、広島新球場のマウンドで開幕投手を務める背番号15がいた・・・。
ありえる?
ありえる?
ありえるって言ってください。
すでに私の脳内に、バッチリその未来予想図が浮かびます。
相変わらず前向きすぎる妄想に自分で呆れますのう。
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