私ひとりだけが楽しいブログ

カテゴリ[ お仕事 ]の記事 (153件)

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「先生、暑いけん、なんか怖い話して。」
「ノーアウト満塁、ピッチャー永川、金本に対し第一球を投げました!」
「こわ〜、めっちゃこわ〜!!」

この時期になると毎年、こんな会話が繰り返されます。
小中学生はなぜか、怖い話が大好きです。
私は怖い話のネタがなくなると、カープ大ピンチの話をしてその場をシメて、強引に勉強タイムに戻します。
生徒が変わっても、選手が変わっても、ずっと繰り返される営みです。

今は私はカテキョなので、生徒とはマンツーマン。
せがまれれば遠慮なく怖い話をします。
ちょっと笑える話が大半ですが、中にはものすごい残忍な話もあります。
勉強の引き締めになれば、と思って、そういうのも話します。

かつて塾講師をしていた頃も、よくせがまれ、怖い話をしていました。
ところがある時、保護者から、苦情ってほどじゃないけどご意見をいただいてしまったんですね。
先生のお話、恐ろしすぎて、子供が夜に寝られなかったみたいです・・・と。あらあら。
それで塾では不本意ながら、残忍系の話は封印することとなり、本当に怖い話を求めている生徒にとっては物足りない思いをさせてしまっていました。

とにかく、夜に寝られないほどの恐怖があるというのに、小中学生は怖い話が大好きです。
私もかつてはそんな小中学生だったから、気持ちはわかります。
「本当にあった怖い話」ってテレビ番組がありましたが、いかにも怖い話が好きそうな子供達がコメンテーターをやっていて、彼らは全国のそういう子供達の代表者だったのでしょう。

遊園地に行けば、必ずといっていいほど「お化け屋敷」があります。
絶叫マシンも怖ければ怖いほど人気アトラクションとなり、長蛇の列に子供達は並びます。

これがある程度の年齢になると、怖い物が大好きな人と大嫌いな人にバッサリ分かれます。
正確には、本当に怖い物が大好きな人は存在しないのですが・・・。
現実を知り、本当の怖さを理解していく過程の中で、少しでも怖いものは受け入れないという人と、逆に安全圏内の怖さであればなんでも受け入れるという人に分かれるだけです。

この「安全圏内」というのは、怖い話とかお化け屋敷とか絶叫マシンとか、あるいはホラー映像とか、言い換えれば作られた物に限定されるわけです。
つまり子供の段階では安全圏内オールOK、大人になったらOKじゃない人も出てくる・・・ってことでしょうか。

怖い話やホラー映像がもてはやされる国は、戦争のない平和な社会の象徴だと言われます。
外出するといきなり地雷を踏むかもしれない国(安全圏外)では、確かにありえないでしょう。
安心して生徒に怖い話ができる社会が、今後も続いて欲しいと願っています。

今日のカード報告
「中日・アレックス」「巨人・阿部」(†〇†)
2005 07/01 14:40:47 | お仕事 | Comment(0)
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私は本業カテキョですが、現在、在宅で電話調査員のバイトもしています。
企業から依頼されて名簿をもらい(一般の人の名簿じゃなくて会社のリストです)、その会社宛にあらゆる業務関係の電話をかけていくというものです。
怪しい営業ではなく、すでに送っている資料を見てもらったか確認したり、企業向けイベント開催の案内をしたり・・・などなど。

中小企業向けが大半ですが、先日もらったリストは大手企業ばかりのものでした。
高学歴、それも一流大学卒業でないととても入社不可能な、人気企業のリストです。

私はそういう企業は、いわゆるエリートの集まるところだと認識していました。
確かにエリートが多く、電話の応対もものすごくきちんとしてくれて気持ちがいいです。
でもその反面、変な人も多いようです・・・。

FAX番号を確認いたします、と言うと、それはいいから君の携帯番号を教えて!なんて言う人。
改めて資料を郵送します、と言うと、君の写真も忘れないでね!なんて言う人。
極めつけは「今、どんなパンツはいてる・・・?」

あんたら、仕事中ちゃうんかい。
仕事中にテレクラまがいの会話しとってもええんかい。
そういう対応にいちいち腹を立てるような純情世代じゃないですが、恥知らずなエリートにひたすら呆れます。
中小企業には、そんなアホはおりませんでした。
(無愛想な人や非常識な人はおったけど・・・。)

エリートは確かに優秀なんでしょうが、一本道を極めすぎると人間には微妙なズレが生じます。
ノーベル賞受賞者、世界的に著名な芸術家、オリンピックの金メダリスト、トップアイドル歌手・・・など、その道では最高と呼ばれる人は、インタビューなどを聞いているとどこかズレていたりします。
幼い頃から一本道で技を鍛えられ磨く日々の中、常識を身につける時間がなかった、ある意味気の毒な方々です。

オリンピック云々はともかく、寝る間も惜しんで、人とも付き合わず、ひたすら勉強だけ頑張ったら一流大学には行けます。
だけどそういう人を一流と呼べますかねぇ。
これからエリートを目指す方々には、勉強だけじゃなく社会性もきちんと学んで欲しいと願うこの頃です。
ま、本当に優秀な人は、勉強漬けじゃなくても高学歴は狙えますがね・・・適度に遊びつつ、常識も身につけつつ。

私は学歴重視は認めますが、学歴偏重は認めないカテキョです。
2005 06/02 09:07:29 | お仕事 | Comment(0)
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広島県内の大型書店では、4〜6月には「高校教科書コーナー」なるものが設置されます。
それに伴い、県内のどの高校で、どの科目で、どの教科書を使用しているか、というリストが置かれ、教科書準拠の参考書を販売しています。

私もこの春から新高1の生徒に使用する参考書を買うために、某大型書店に行きました。
ところが、いくら探してもないんです。
本がないんじゃなく、リストに生徒の通う高校自体が載ってないんです。

店員を呼び、聞くことにしました。
すると要領を得ない、わけのわからない答えが!
「県内のほとんどの高校は載ってるはずなんですが、中にはマイナーな高校もありまして、そういうところははずしてある場合があります。」

・・・大学ならともかく、高校のマイナーって何?
しかも書店が安易にそういうの決めちゃっていいのか?

生徒の名誉のために言っておきますが、その高校は生徒数1000名程度で、決して小規模校ではありません。
偏差値はすごく高くはないけど、一応中の上よりはハイレベルな進学校です。
さらに失礼を承知で言っておきますが、全校生徒数数十人程度の通信制高校も載っていたし、お世辞にもレベルが高いとは言えない高校もリストにはありました。

どういう基準のマイナー?
偏差値が低い高校は載せないとか、生徒数の少ない高校は載せないとか、そういう基準があるなら納得しますよ。
問題ないとは言いませんが、考え方的にはそういうのはアリだと思いますから。

結局、店員がその高校を知らないだけじゃん。
いや別に、全部の高校を知っておけなんて言いませんよ。
私はカテキョですが、知らない高校いっぱいあります。
でも、知らない=マイナーって表現は、あまりにも不適切で不親切じゃあないですか?

・・・私、気にしすぎ?
2005 05/14 01:05:09 | お仕事 | Comment(0)
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