そうです。
入ってきやがったんです、ハチの野郎。

封印していたベランダの窓を、私が仕事に行ってる間に旦那が開けてしまい、わずかな隙に侵入してしまいました。
私がハチに弱いのを知っている旦那は、侵入してきた使徒を倒すべく奮闘し、追い詰めたのはいいんですが・・・。

追い詰めた場所はなんと、トイレの中。
帰宅するなり「トイレ行くなよー、ハチおるぞ」
・・・勘弁してよ。
どんな美女でも、トイレ行かれんかったら大変なんよ。
（誰が美女じゃ！）
このままハチが餓死するまで、トイレ行くなってか？

幸い？我が家の建物の真横には公園があります。
いざとなったら、公園の常連になるしかない。
でも、そんなんイヤじゃー。
トイレぐらい自宅でゆっくりしたいじゃん。

とにかく、夜中や朝にうっかり忘れてトイレの扉を開けないよう、張り紙をしました。
就寝前のトイレは当然、公園利用です・・・。

朝、私はハチが怖いので引き続き公園利用のつもりでしたが、旦那がおそるおそる扉を開けたところ・・・。

侵入してきた使徒は、便器の中で息絶えていました。
まじまじと見ると、結構な大きさです。
胴体の、黒とオレンジ色の縞々がまるでおもちゃのようです。
時に人命をも脅かす恐ろしき使徒、その強力なATフィールドも、トイレの威力にかなわなかったということでしょうか。
マナー上は屍を拾ってゴミ箱へ・・・なのでしょうが、万が一生きていたら拾うのは危険なので、水洗とともに丁重に葬って差し上げました。

やれやれ。
これで安心して、外で洗濯物が干せます。
・・・と思ったら、まだいるじゃん！
1匹いたらもう1匹・・・それはムカデです。
1匹いたら50匹・・・それはゴキブリ。
ハチは1匹いたらいったい何匹いるのでしょう。
あ、ハチは1匹じゃなくて1頭って数えるんだった。

またしばらく、部屋干しの日々が続きそうです。

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