私ひとりだけが楽しいブログ

2005年 09月 16日 の記事 (1件)


10月から、新しい生徒さんを受け持つことになりました。
高校3年生の男子で、3月の入試までの半年間。
3月までなら転勤の心配もないのでOKしました。

まだどんな生徒さんかわかりませんが、私がカテキョを本業にするようになって3年、初めての男子生徒です。
私が登録している某カテキョセンターでは通常、セクハラ事故などを防ぐため、女子には女教師、男子には男教師をあてがうのが原則なんですが、少し前に社長が変わったから方針も変わったんでしょうか。

大学生のバイトが大半を占めるカテキョセンターですが、中には社会人プロ講師や、私のような元塾講師、主婦、自営業や大学講師の副業など、様々な方々がおられます。
ほとんどの方と顔を合わす機会はないですが、ひとりだけそのセンターで仲良くなった方がいまして、私と同じで元塾講師の女性です。

その方・Mさんは20代後半で独身、教員試験を目指しながらバイト中のいわゆる教職浪人です。
彼女もこの秋から初めて、男子生徒を担当することになったそうです。
そのことが不安で不安で仕方がないと、電話をしてきます。

Mさんは教職浪人なので、学校の非常勤講師や塾のバイトなども経験しており、男子生徒がどういうものか知らないわけではありません。
今は恋人はいないそうですが、かつてはいたそうなので、男性恐怖症というわけでもありません。
それでも、1対1で指導することがものすごく不安らしいのです。

その理由としてMさんは、自分の育った環境が大きいといいます。
4人姉妹の次女で、家族で男は父親だけ、中学から大学卒まで女子だけの学校で過ごしたため、いわゆる「お年頃の男子」がワカランというわけです。
私自身はそういう環境にありませんでした。
3歳下の弟がいて、女子だけの学校に通った経験も全くなし。
女子よりも男子のほうが面倒くささがなくて接しやすいと思えるほど、男らしい女として学生時代を過ごしました。

環境や経験って、本当に大きいんですよね。
どんなに一生懸命学習しても、得られないものがそこにはあります。
Mさんがどんなに頑張っても、今現在から「お年頃の男子と同世代の時を過ごす」ことは不可能なわけですから。
いろいろアドバイスを求められる私ですが、逆にMさんのような環境がわからない私には、適切なことは言ってあげられなさそうです。
ただただ、一緒に頑張ろうとしか言えません。

似たような事例は他にもあり・・・身近なところでは私の義父。
旦那は3人兄弟長男、義父には娘というものがいません。
したがって初の「娘」である私への接し方が、未だにイマイチわかっていないようで、相当のぎこちなさがあります。
オトウサン、私はこれでもかなり男らしい女ですよ。
まだ独身の息子達が、ものすごい女らしい嫁をもらったらどーするんすか?
2005 09/16 18:34:05 | お仕事 | Comment(0)
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