私ひとりだけが楽しいブログ

2005年 11月 01日 の記事 (1件)


毎年この時期はどうしても、期間限定(1〜3月まで、つまり受験が終わるまで)の指導依頼が増えます。
人数も、回数も。
去年はあまり人数増やさないで、回数を増やすことが多かったんですが、今年はおそらく広島在住最終年(わかんないけど)になると思われるので、なんとなく出会いの機会を増やそうと思って人数を増やしています。

新しい生徒は先月から指導開始した生徒と同じく、高3の男子です。
私の所属会社、マジで方針が変わったとしか思えません。
以前は年頃の男の子に女の先生、なんてありえない紹介でしたね。
それとも、会社からの観点で、私が女を捨ててるように見え始めたのか・・・今頃そんなことに気づくなんて遅いぞ会社(笑)。
ともあれ明日から指導開始です。楽しみです。

高校、中学、補習塾、進学塾、そして家庭教師・・・と、ずっと教育を生業にしてきた私ですが、当然のごとくそれぞれの現場にそれぞれの良さがあり、悪さがあります。
その中で家庭教師は、私にとって不本意ながらもっともやりがいがないと感じていました。

元バンドマンだったというかつての教師仲間が言っていたことには、学校や塾で教壇に立ってチョークを手に授業をするあのテンションは、ロック歌手がマイクを握ってステージに上がる感覚に等しいそうです。
本格的にバンドをやったことのない私にも、その人の言いたいことはなんとなくわかります。
だけど、生徒の勉強部屋でマンツーマンで、プログラムもあってないような学習進行なら、その人流に言えば、誰かと2人だけで行くカラオケボックス並かもしれません。
つまらないわけじゃないけど、ステージほどのテンションは確保できません。

でも、家庭教師の醍醐味が、最近やっとわかるようになってきました。
閉鎖的空間で、2人だけの世界を作り上げること(なんかヤラシイ表現ですが、もちろんそういう意味じゃないです)って、とても素晴らしいことだと思うようになりました。
学習能率の面でも、お互いを理解するという面でも、大変大事なことです。
塾や学校では、数時間にわたって生徒と2人っきりになることなんてまずありません。
従って、どうしても表面的理解が中心になります。
教育の意義としてはそれだけでもいいんですが、それ以上の相互理解も得ようと思えば得られる、それが家庭教師の醍醐味です。
保護者とも、密度の濃い間柄を保てます。

あと、教育とは関係ないですが、私はドライブ好きで好奇心旺盛です。
それでも通常だと自分の住んでる街でも、会社、ショッピングやプレイスポット、知人の家・・・くらいしか行く機会がありません。
暇ができると自分の街から遠く離れた場所に行きたくなっちゃうし。
生徒の家に行くことにより、それまで行った事のなかった、全く用事がないような場所にも定期的に行く機会を得るのです。
人との出会いと同じくらい、私にとって街との出会い・道との出会いは魅力的です。

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2005 11/01 14:50:30 | お仕事 | Comment(0)
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