昨日の日記に書いた生徒宅に行ってきました。
指導は・・・初回にしてはまあまあでした。
優秀な生徒さんで、入試には期待ができそうです。

何が不安か？それは私です。
いきなり、道に迷ったのです。
情けない・・・。

最短距離で約10キロ弱の道のり、広島の市街地を最も混んでいる時間帯に走ることを考慮して、約1時間前に家を出ました。
渋滞を計算に入れても、余裕で到着するはずで、早めに近くまで行っておこうという魂胆でした。
ところが、早めに近くまで行くことはできたのですが、肝心の生徒宅が見つかりません。
焦りました。
ウロウロするうちに、開始10分前です。
10キロ弱のはずが、20キロ近く走っています。

泣きそうになりながら、携帯電話にイヤホンマイクを装着。
ハンドルを持ちながら、生徒宅に電話しました。

「あの、すみませんが、迷ってしまったようなんです」
恥を忍んで、言いました。
すると先方（生徒の母親）は開口一番にこう言いました。
「先生、カーナビは持ってます？」

・・・持ってるわけないじゃん、私、タダの運転サルです。

「カーナビがないと、ちょっと説明がしづらい場所なんですよ。長くなるけどしっかり聞いてくださいね！」

・・・おいおい、どんなとこに住んどるんじゃ。
そして、長い長い説明を聞きながら、何とかたどり着きました。
約束の時間を、20分ほどオーバーしてしまいました。
本当に、目印もなーんもない場所に、その家はありました。
目印がないのに、道がとにかく狭く、やたらごちゃごちゃしてるという・・・運転サルが最も近寄らない種類の場所に。

事情はどうあれ、遅刻は遅刻なので、とりあえず謝り倒しました。
しかし先方、ニコニコ笑っておられます。
「先生、気にしないでくださいね。うちに初めて来る人で迷わなかった人なんていませんから。カーナビがあっても難しいんですよね！」
おそらく親切で言ってくれていますし、事実そうなのでしょう。
しかし、私の繊細なハートは傷つきまくりです。
地図（会社が用意したかなりわかりづらいものですが）だけを頼りに、多少迷ったり時間がかかったりすることはあっても、自力で目的地にたどり着けないなんて・・・運転サルのガラスのプライドは見事に砕け散りました。

ああ・・・しかしこれも、私の期待する紛れもない「道との出会い」です。
あまり好みの道じゃないけど。
センター試験終了まで、頑張ってその道を通って、いい仕事ができればと思います。
今日は仕事開始前にかなり傷ついて疲れたので、あまりいい仕事できてないかもしれませんが、生徒の感謝の言葉と母上様の笑顔に多少は救われたでしょうか。

それにしても・・・自慢じゃないけど広島市内で私はこんなに迷ったことないぞー！
さっさと広島市に入れてもらって、道も区画もきちんと整備してもらえ！府○町！！ワケワカランのじゃ〜！！！！

今日のカード報告
球団を支える変則モーション「ロッテ・渡辺」