カープから、黒田と新井が選ばれました。
セリーグで9人選ばれるベストナインに、最下位のチームから2人も選ばれるのは嬉しいやら悲しいやら。
単純に喜ばしきことですね。

両選手ともにシーズン中の活躍は素晴らしいものでした。
弱いカープで本当に奮闘していました。
で、私が格別に嬉しいのは、投手部門の黒田の受賞です。

黒田は最多勝の15勝ですが、阪神の下柳とトップタイです。
防御率では横浜の三浦に負けています。
従って、下柳か三浦が受賞していても、全然おかしくなかったのです。
特に下柳とは最後まで勝数を競い合い、優勝チームに在籍する下柳に有利な点は多々あったと思われます。
私は当然カープファンなのでひいき目というものがあり、黒田に受賞して欲しいと願っていましたし、黒田の活躍の方が当然のように記憶に残っていましたが、プロ野球担当記者達から見たらどうなのか・・・ということはわかりませんでした。

蓋を開けてみると、記者投票結果は黒田69票、下柳51票、三浦44票・・・黒田の文句なしの勝利です。
（41票得票の阪神藤田にちょっと笑ったけど。）
嬉しいじゃないですか。
記者さん達、ちゃんと見てくれていたんですね。
最下位チームで頑張る孤独なエースの姿を。

もちろん新井も素晴らしいです。
彼はホームラン王なんで当然選ばれると思ってましたが、今後はきちんとした4番打者としての仕事をこなしていただきたいと思いますね。
これでカープからは、昨年（嶋とラロッカ）に引き続き2人の選手がベストナインに選ばれたわけです。
その反面、選手の質イコールチームの質とは限らない厳しい現実も、昨年に引き続きBクラスの成績が証明しております。
来年こそは、優勝です！
・・・毎年、そう思います。一応。

許せんこと、というか、愚痴というか、ボヤキもあり。
こら金本！
日本シリーズであんな情けない結果だったくせに、MVP受賞してんじゃねぇっ！！
カープは阪神の予備軍でも2軍でもないんだよ〜・・・。

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