CDまで出してるドラマのキャラクターですが、彼らはなんかいいですね。
最近のジャニーズには以前ほど熱中できるタレントが少ないと思っていましたが、久しぶりに気に入っています。
ただし、私が好きなのは「亀梨くんと山下くん」ではなく、あくまでも「修二と彰」です。

私は「野ブタ。をプロデュース」の原作ファンです。
原作の方はドラマと違い、プロデュースされるのが男子高生の小谷信太（しんた）であり、また、彰というキャラクターは出てきません。
CDを発売したり「修二と彰」などというユニットが組まれたり、彰がやたら特別扱いされていたりするあたり、ジャニーズ事務所の意向中心でドラマが作られているのでしょう。

ジャニーズは好きですが、原作ファンとしては、ドラマ化に当たってあまり設定をいじってほしくないという願望があり、正直全然期待していませんでした。
でも、おもしろいです。
修二と彰もすごくいい味出してます。
ルックスのみが目立ちがちの彼らの、演技や個性がとてもいいと思います。

ただ、CDに関してはやや複雑な思いがあります。
彼らの歌う「青春アミーゴ」はわずか4日間で、出荷枚数が100万枚を超えたそうですね。
懐かしさを感じるいい曲だと思いますよ、好きですね。
で、このままだと2005年の年間1位を取るかもしれません。
それがあんまり嬉しくないと言ったら、ファンは怒るでしょうね。

いえ、彼らの活躍が嬉しくないわけじゃないんです。
曲は良くても所詮は企画物、顔はいいけど歌唱力は正直難アリ、洗練度もイマイチ・・・ですよね。
そういう曲に勝てる活躍をしなかったB'z、GLAY、ミスチルなどの正統派音楽活動者はやや情けないと言わざるを得ません。
昨年は平井堅の「瞳を閉じて」一昨年はSMAPの「世界に一つだけの花」ですから、それらのビッグネームと比べたらやや物足りません。

修二と彰は好き、原作もドラマも、曲も好き。
でも年間1位には納得が行かない。
もっと言えば1位になって欲しくない・・・変でしょうか。

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