私ひとりだけが楽しいブログ

2006年 01月 31日 の記事 (1件)


福山市で入院中の義母のお見舞いに行きました。
思ったよりも顔色がよく、元気そうなので安心しました。
順調に治療が進めば、2月初旬に退院できそうです。
よかった、よかった。

よかったんですが・・・あまりにも不憫です。
なにが不憫って、もう約1ヶ月、お茶と水と薬しか口に入れてないんだそうです。
栄養満点の点滴があるので特に空腹感もなく、大丈夫なんですが、それにしても不憫すぎます。

急性膵炎って病気は、消化器系を働かせると治るのが遅くなるため、極力働かせないようにしないといけません。
つまり、物を食ってはならぬということです。
生きるために必要な栄養は、血管から直接注入するということです。
管につながれてるだけで見ていて痛ましいのに、その事実はもっと痛ましいじゃないですか・・・。
栄養を入れていれば人間は死にませんが、死なないだけじゃなーんも楽しみもないです。

黒毛和牛のステーキを食べるのは至福ですが、黒毛和牛と全く同じ栄養分を血管から入れられても、全然面白くありません。
高級な黒毛和牛とかじゃなくて、たとえばお安いジャンクフードであっても、口から摂取してこそ幸せです。
「ハンバーガー」と「ハンバーガーの栄養分」・・・どっちがいいか、答えるまでもありません。
「ハンバーガー」と「黒毛和牛の栄養分」・・・前者の圧勝です。
人は栄養補給のみのために食べる、のではありません。
視覚、味覚、嗅覚、歯ごたえ、満腹感などなど、栄養補給以外にた〜くさんの幸せを求めて食べるんでございます。
空腹じゃなくても、食べたい時はあるんでございます。

義母が「食欲ないからこれでいい」と思ってるなら構いません。
でも、治療前にあった寝られないほどの痛みがすでに癒えた現在、はっきり言って長期にわたる絶食は拷問だそうです。
大好物のお寿司やケーキの夢を見るらしい・・・そりゃ、あんまりだ。

私は自他共に認める食いしん坊です。
高熱あっても、徹夜明けでも、失恋しても食欲はあります。
今後の人生において、そのような絶食入院生活が訪れずにすむことを、心の底より願わずにはいられません。
どうしても、どうしてもいつか訪れるなら、せめて食欲不振と一緒にいらっしゃってほしい・・・。

今日の小梅報告★
朝9時前に福井県までの全行程を終え、帰ってきました。
写真を全部載せるつもりでしたが、著作権の関係上載せられないものがあることが判明したので、興味のある方は「旅の履歴」をご覧ください。
合計10枚の写真も全て見られます。小梅うらやましい・・・。
2006 01/31 23:58:15 | 日々雑言 | Comment(0)
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