移転後18日目にして、お仕事始めました。
カテキョはわけあって開始できずにいるんで、広島にいた頃からやっていた「電話調査員」復活です。

電話調査員をやる条件としては、特に資格も学歴も必要ありません。
家に電話（できればIP電話）と、ネット環境があることと、エクセル入力ができることが条件です。
あと、冷たい対応や横柄な対応、罵詈雑言に耐えられる図太い神経が必要でしょうか。

さらに、日本語以外の語学ができれば特別待遇になります。

この「語学」は相当な曲者です。
というのは、リストとしていただく名簿の中には、企業とその社長名に混じってごくまれに大使館の名前が入っていたりするからです。
アメリカ大使館の大使は、当然アメリカ人です。
日本語ができる大使は少なく、その場合こちらが英語を話せないと会話そのものが成立せず、要件すら伝えられません。
まあ、どうしても通じない場合は、大使秘書に替わってもらって話を進めることはできますが、大抵用件をこちらが話し終えた時点で怪しまれて断られます。

そういうのはまだマシな方で。
繁華街や風俗街の名簿をいただいた時が大変です。
社長が日本人じゃない場合がすごく多いのです。
主に中国や韓国など、アジア系のエステやお風呂ですね。
従業員もみんな現地人・・・会話にならずに切る羽目に何度なったことか。

しかし、何事も社会勉強です。
バリバリ庶民の私、この仕事をしていなければ、大使館や風俗店に電話をかける機会などきっとなかったことでしょう。
実は自分に向いている仕事とはどうしても思えず、移転を機に辞めるつもりでした。
しかしこんな私でも会社は必要としてくれているらしいのです。
改めて新住所を登録し、業務再開となりました。
私の語学力など屁みたいな程度ですが、いつか異国の言葉で罵声を浴びせられて悔しがってみたい、そんな微妙に屈折した野望を抱きつつ、この仕事をがんばってみます。

今日の小梅報告★
甲子園から帰宅。詳細はコチラ。