私ひとりだけが楽しいブログ

2006年 08月 06日 の記事 (1件)


ひざが痛くて、足を引きずって歩いていた金本に満塁ホームランを打たれました・・・。
あやつはいったい何者?
そんな時に打たんでも。
そして、カープは負けました。
ヒーローインタビューにも金本は、足を引きずって向かっていたようです・・・何者?

今日は61回目の、原爆の日です。
この日は毎年、カープの試合は広島では行われません。
カープのホームゲームであっても、被爆者への哀悼を示し、他球場で試合することになっています。

私は戦争を知る世代じゃないし、原爆の被害も受けてはいません。
しかし広島県という被爆県で生まれ育ち、他県出身者よりはかなり多い時間数の平和教育を受けてきました。
中には「?」と思えるような教育内容も少なからずありましたが、核兵器の怖さはきちんと学んでおくべきであると、北朝鮮情勢のワケワカラン昨今では実感します。

小学生の頃、社会見学で初めて原爆資料館に行きました。
展示品と写真があるだけなのにもかかわらず、当時デリケートすぎた私は恐ろしくて、ものすごいショックを受けました。
見学直後がお弁当の時間でしたが、私も含めて大半の同級生は気持ちが悪くて食べることができず、広島では暗黙の禁じ手ですが平和公園のハトに餌付けする羽目に。
そして、1週間くらいは、その衝撃の光景が夢に出てきてロクに寝られませんでした。

資料館に行っただけでヘタレの私はこのざまです。
実際に体験した人は、たとえ自分や家族や親しい人の命が助かっていても、被爆の後遺症がなかったとしてもこんなものじゃありません。
1週間どころか、何十年でも同じ夢にうなされたことでしょう。
食欲があってもなくても、食糧難で贅沢は言っていられなかったでしょう。
ヘタレで本当にすみません、て感じです。

そんな広島も、今では日本有数の大都市。
立派な政令指定都市となりました。
草も木も街も、何もかもなくなった都市を再建させたのは、間違いなく市民の底力ではありますが、その底力のひとつにはやはりカープという球団があります。
市民を元気づけ、街を元気づけ、時には心の支えとなったカープ・・・当時のことは知る由もありませんが、当時からのファンの心の熱さは常に見習いたく思います。

ああ、しかし、そんな大事な日に負けるか〜〜?
途中までええ試合じゃ思うたのに、信じられん・・・。
8回の兄貴のグランドスラムで、すべてのカープファンが呆然としたのは間違いないです。
今季最多の借金10になってしまいました。

でも、兄貴は今は虎だけど、元々広島生まれの広島育ち。
大事な日だから、グランドスラムだったんでしょうか。
ひざの痛みを押してまでの平和祈願・・・それなら許す。

・・・やっぱり許せ〜〜ん!!
チキショ〜〜!!
2006 08/06 23:41:50 | 広島東洋カープ | Comment(0)
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