私ひとりだけが楽しいブログ

2006年 10月 12日 の記事 (1件)


新庄といい、ミハエル・シューマッハといい、大物の引退発表が相次ぐ昨今です。
正直、新庄もシューもディープもまだまだいけると思いますし、限界には来ていないと思います。
しかし、優秀であるがゆえに、余力を残して去ってゆく。
そして去り際はいさぎよく。
・・・名残は尽きないけど、かっこいいって思いますねぇ。

そりゃ、まだまだとか言い出せば、キリがないです。
それにまだまだと言っても、必ず限界は来ます。
限界を通り越し、ボロボロの燃えカスになり、見苦しく去ってゆくパターンは山ほどありますし、そういうのを否定するつもりはありません。
限界までとことんやる、というのも目標の一種ではありますから。
だけど一世を風靡した者は、引き際の演出もそれなりに考えるべきですし、それはそういう者の責任のひとつであると考えます。
世界制覇ができなかったのは残念ですが、競走馬の活躍寿命の短さなどを考えても、最も適した引き際が今、ってことでしょうね。

ただ、ちょっとだけ言わせていただくと。
ディープインパクトは、馬です。
人間である新庄やシューマッハのように、自らの意思表示はできません。
もしかしたら来年もフランスに行きたいかもしれないし、たとえ勝てなくても燃えカスになっても競走馬を続けたいとディープ本人(本馬?)が思っているとしたら、今年限りの引退は彼にとって不本意なことです。
馬主の立場で考えれば、このまま保障もできない(そんなことはないと思いますが)賞金をアテにし、故障におびえながらレースに出すよりも、牧場で後世への血統を繋ぐ方が確実に長く儲かるわけで、そんな事情が最優先されてるとしたらかなりイヤです。

まあ、馬の考えはわからないのが当然なんですがね。
ハルウララの馬主みたいに「わかる」って断言されたら気持ち悪いですし、結局あの人はわかってなかったし。
今後ディープには、種牡馬としての活躍を素直に期待します。
女の子とエッチ1回したら2千万円〜もらえる・・・それはそれで彼にとって素晴らしい世界かもしれんよね(笑)。
2006 10/12 23:59:50 | 趣味 | Comment(0)
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