私ひとりだけが楽しいブログ

2006年 10月 31日 の記事 (1件)


日本ではそんなにメジャーな行事じゃないですが、とりあえずハロウィンです。
私は今日初めて「ジャック・オ・ランタン」(かぼちゃをくりぬいたちょうちん)の実物を見ました。
絵本や写真やプラスチックケースはよく見かけるんですが、本物のかぼちゃで作ったブツをマジで初めて見ました。

うちは田舎でして、近くは畑や田んぼだらけなんですが、かぼちゃを栽培している農家ももちろんあります。
その農家の人がランタンをこしらえて、自宅の前に置いてあったのを見たのです。
すごく大きい形のいいかぼちゃ(珍しいことに緑じゃなく橙色です)をくりぬき、目と口の部分を器用に抜き取り、ろうそくまで立ててある本格派です。
人の家なのでさすがに写真は撮れませんでした・・・。

しばし見とれていると、その家に子供が数人、入っていきました。
どう見てもその家の子供ではありません。
しかも黒いマントや帽子をかぶり、英語でなにやら話しながら入っていくのです・・・日本でもこんなんやるのか〜〜!
そして再び家から出てきた子供たちの手にはクッキーなどのお菓子が。

私、ハロウィンが何なのかは知ってましたが、実際にハロウィンの「行事」が行われるのを初めて見たんです。
いかにお祭好きの私とて、ハロウィンを体験したことはありません。
せいぜいかぼちゃのプリンを買ってみるとか、ランタンの形をしたキャンディボックスを買ってみるとか、その程度ならやらないことはありません。
昔勤めていた塾では、小学生向けの英語講座があり、ハロウィンの日には外国人講師がなにやら催し物で子供を楽しませているのに混ぜてもらったこともあります。
しかし他人の家にコスプレ姿でお菓子をもらいに行ったり、コスプレ姿の子供が家に来たり・・・なんてことを日本で実際に見ることができた、その事実になんとなく新鮮さを覚えました。
しかも、こんなド田舎で。
いや、ド田舎ならでは、ですね。

かぼちゃ農家の人々にとっては、別になんてことはないのかもしれません。
私が小さい頃、夏場に隣の畑でもらったスイカでちょうちんを作り、得意気に玄関に飾っていたのと同じでしょうか。
スイカと違ってかぼちゃにはお祭が絡んでいる、それだけのことでしょうか。
(スイカとかぼちゃでは製作難易度が違いますがね。かぼちゃはただ切るだけでも硬くて大変ですから・・・。)

なんとなく、心温まるハロウィンの1日でした。
世知辛い昨今、お菓子を求めてよその家に行って不審者扱いされない、それだけでなんか平和を感じます。
明日から11月、冬に向かう前のあったかいエピソードでした。

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2006 10/31 23:45:34 | 日々雑言 | Comment(0)
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