昼に突然、伯父に呼び出されました。
瀬戸田町在住なんですが、福山まで買い物に出てきたとのことです。
そんなのたびたび出てきてるくせに、なぜ今日は改まって・・・と思いつつ、待ち合わせ場所に行きました。

なんと用件は
携帯電話を買い換えたので
着メロを設定してほしい
でした。

・・・そのくらい自分でやってください。
そう思いましたが、わざわざ呼び出して昼御飯まで食べさせてくれると言うので、お安い御用ではあります。

携帯電話はFOMAの最新機種。
へぇ、おじさんええの買うたんじゃね、便利じゃろう。
しかし、伯父の答えは、ソフトバンクでもないのに予想外。
Webができる契約を全くしていない。
つまり、通話以外のことはできない。

FOMAの最新機種で、そりゃなかろう。
もったいないおばけが出ます。
おじさん、悪いことは言わんけん、機種に見合った契約をしんさいや。
伯父は私のそんな「意見」はバッサリと却下。
わし、通話しか使わんけん。

ああ、そう・・・。
団塊の世代よりやや上の人に、これ以上意見を言っても仕方ありません。
頼まれたことだけをサクッとやっつけて、作業は終わりです。
この伯父は、以前から携帯電話の使い方を間違っている人です。
どのように間違っているかというと
自分が通話のためにかける時以外は
決して電源を入れないのです。
つまり、公衆電話みたいなもん。
かけられるけど、受信はできない、というか、しないのです。
待てよ、受信しない・・・。

なぜ、着メロが必要？

FOMAの最新機種を持ちながら、こんな疑問を人に持たせる伯父は限りなくマイペースというか、世代格差をものともしないというか、いろいろな面で超越した人です。
うちの父ちゃんとあまり年齢は変わらないのに。
うちの父ちゃんは、ソフトバンク3Gをバリバリ使いこなし、Webで野球のチケットを予約し、私への連絡も大半がメールだし、着メロも自分で作曲しています。
旦那の父などは機械は好きじゃないとかで、伯父に近いものがありますが、FOMA最新機種など持っておらずシンプルケータイ愛用で、ある意味「普通感覚」です。

世の中にはいろいろなオッサンがいるのですね。
オッサンなんて言葉で、ひとくくりにできない、深い世界です。

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