私ひとりだけが楽しいブログ

2007年 01月 30日 の記事 (1件)


去年はシネコンの近くに移転してきたこともあり、映画を結構たくさん観まして、ブログにも感想を書いてきました。
で、今日発表された2006年の映画産業統計によると、邦画の興行収入が洋画を上回ったんだそうですね。
日本人としては、日本の監督や役者が頑張ってることは喜ばしきことです。

私が観たのは大半が洋画だったんですが、これはたまたまでして、私は邦画も大好きです。
ハリウッド映画のスケールも楽しめますが、出来不出来の差がお金のあるなしに大きく関わってくるのがなんともいやらしく、ここ数年は特にそれを思います。
思う人が多いからこその低迷なんでしょうが・・。

今まで私が邦画に対して感じていた物足りなさのひとつに「音楽がつまらんかった」ことが挙げられます。
これはもう、全体的に洋画と比べて、明らかにイマイチでした。
サウンドトラックCDが欲しくなるようなのは大半が洋画でした。
そのせいで不当に低い評価を、邦画は受けていると思いました。
逆に言えば、誰もが認めるヒットした邦画は、音楽がすごくよく出来ています。
踊る大捜査線シリーズとか、ジブリ映画とか。

その邦画音楽のレベルの低さが、最近はだんだんと改善されてきたように思います。
私自身が映画館で観た邦画は昨年は2本しかないんですが(海猿&犬神家の一族)、その2本だけでも素晴らしい音楽が映像を盛り上げていましたし、テレビで放映される邦画をいろいろと観ても、音楽のレベルは確実に上がってきています。

昨年の邦画トップ5は下記のようになっています。
1. 「ゲド戦記」 76.5億円 東宝
2. 「LIMIT OF LOVE/海猿」 71億円 東宝
3. 「THE 有頂天ホテル」 60.8億円 東宝
4. 「日本沈没」 53.4億円 東宝
5. 「デスノート/the Last name」 52億円 ワーナー
以下、大和、ポケモン、ドラえもん・・・と続きます。
海猿以外は予告編しか観てませんが、音楽はどれも臨場感あふれる雰囲気をかもし出していました。

私は映画マニアじゃないんで、ちょっと普通の映画ファンの観点とは違うんですが、映画の中で音楽の持つ責任ってすごく大きいと思うのです。
ハリー・ポッターなどたくさんの映画音楽を作っているジョン・ウィリアムズ氏が「映画の音楽は、映像に感動した観客の目にたまった涙をポロリとこぼれ落ちさせるもの」と言っていたことがありますが、逆に言えばたまった涙が引いてしまうような音楽では意味がないということです。

ちなみに、今観たい映画は「007カジノ・ロワイヤル」と「どろろ」・・・どちらも音楽ならぬ効果音がものすごいらしいのですが、真相はいかに?

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2007 01/30 23:58:23 | 趣味 | Comment(0)
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