私、自慢じゃないけど寝つきが悪いんです。
ものすごく悪いです。
どんなに疲れていてもダメです。
羊を数えてもダメです。
布団に入って、電気を消して、さあ寝よう！と思ってから、だいたい1時間は余裕で起きています。
それでテレビやオーディオのオフタイマーをつけ、いわゆる「ながら寝」をするのです・・・ほとんど毎晩。

寝つきがこの有様なので、寝起きがいいはずなどなく、早朝はたいがいグレているかボケているか、ほとんどヒトの人格ではありません。
そういう状態でも起きていればまだマシな方です。
よく、目覚まし時計を無意識に消してしまって寝坊した、という話を聞きますが、私の場合は消す以前に聞こえなかったりします。
じゃんじゃん鳴りっぱなしでも目覚めなかったりします。
ひとり暮らしの頃、ラジオの目覚ましタイマーをフルボリュームでセットして目覚まし時計替わりにしていたんですが、全く気づかずに爆睡し、隣の住民に起こされた事が何度もあります・・・お恥ずかしい。

そんな私ですが。
なぜか、うたた寝の寝つきはすごくいいのです。
テレビでも観ようと座椅子に腰掛け、リクライニングしてひざ掛け毛布をかけていると知らないうちに寝ています。
また、私は普段は交通機関はあまり使わないんですが、たまに電車やバスに乗った時も即座に寝ています。
そして、寝起きもなぜか、とてもさわやかです。

思うに私の場合「寝る体勢に入る」という準備段階で目が冴えてしまうんですね。
布団を敷いたり、パジャマに着替えたり、風呂に入ったり、肌のお手入れをしたり・・・そういうことをわざわざやってるうちに眠くなくなってしまい、考え事の世界に没頭してることが多いです。
その点、うたた寝は違います。
わざわざ支度をする必要はありません。
電車やバスの場合、スーツ姿でもお化粧したままでも寝られます。
自宅の場合、寝転びやすい場所さえ確保すればすぐです。
眠い時に、準備なしで寝られる・・・うたた寝の特権です。

そして、今。
まさにうたた寝から目覚めたばかりの私。
「世にも奇妙な物語」を観ながら、座椅子で爆睡してました。
明日早いのに、こりゃまずい・・・慌てて布団を敷き、風呂に入り、パジャマを着てさあ寝よう！
・・・寝られません。
大変さわやかに目覚めてしまい、目がギンギンに冴えています。
とりあえず、ブログの更新でもやっとこう。
という状態です。

風呂上りで喉が渇いたし、何か飲み物でも・・・冷蔵庫を覗きますが、高橋大輔くんのCMに感化されてつい箱で買った「オロナミンC」くらいしかありません。
こんな夜中に、元気ハツラツになってどうするんだ。
自分自身にやるせないツッコミを入れながら、結局飲んでます。
意外に量が少なくて物足りません。
でも2本も飲んだら、マジ元気ハツラツになってしまう・・・。

実にくだらねぇ葛藤とともに、夜は更けていきます。

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