現在の生徒・BoA似の高2女子がまた、学校に行かなくなってしまいました･･･。
はあぁぁぁぁぁ〜〜脱力。
あんなに頑張って復活したのに。

もう、いじめとか人間関係の問題はないそうです。
しかし、約3ヶ月間不登校だったことにより、当然ですが勉強が遅れてしまっています。
そのことが今度は異常なプレッシャーとなり、彼女を押しつぶし、理解できない授業に出席して座っていることがとてもつらいと言います。
私なんか国語以外、理解できん授業ばっかりだったぞ〜〜！！
てか、高校生の大半が何かしら苦手科目があって、理解できん授業をカッタル〜とか思いながら出席してると思いますが･･･どうも完全主義の彼女には耐えられないようです。

2年生に無事進級した時彼女は、志望大学を決めたと喜んでいました。
それに向かって頑張りたいから、学校にも行くと言っていました。
受験科目以外はもう、赤点ギリギリでもいいからテストは真面目に受ける、そう言っていました。
それなのに。
いざ、学校が始まって授業を受けてみると、赤点ギリギリなどプライドが許さない、しかも不登校という現実逃避をして勉強が遅れた自分自身が許せない･･･ということで、さらなる現実逃避に陥ってしまっております。
いわゆる完全主義の未成熟な形です。

私が指導に行くと、その時間内はきちんと集中して勉強しているし、深刻な悩みも隠さずに打ち明けてくれているし、一応の信頼は得られているみたいです。
母上様的にはそれだけでも十分な進歩だからと、現状に不満を漏らしつつも感謝してくれています。
しかし、私は心理カウンセラーではありません。
カテキョです。
学力を向上させ、最終的に適切な進路に導くのが仕事です。

志望大学にどうしても行きたいんならぁ〜。
留年したらまずいし、学校通うしかないんじゃん。
今の学校がイヤなら、転校するか大検受けるかして、なんか前向きな手段を選ばないとダメじゃん。
親と本人に、説教してしまいました。
明日から学校行く、とは言ってくれましたが、さて。

目標があれば人は確かに頑張れます。
しかし、中途半端な目標では頑張れません。
それならいっそ、目標などないほうがマシです。
そのほうが「今」を楽しんで生きられます。
･･･それすらできないのか、完全主義者は。
広島市にいた頃、カテキョとしていろいろな生徒を指導してきました。
成績も性格もさまざまだったけど、全員に明確な目標があり、それに向かって頑張ることができました。
福山に来てからは･･･今の生徒は2人目ですが2人とも不登校で目標があやふやで･･･地域性のせいにしたくはありませんがもっとしっかりしろよと言いたい。

でも、私は逃げませんよ〜〜！！
その家には、私の他に英語の先生が雇われていますが、そちらはすでに交代をかさね4人目なんだそうです。
2月下旬から、わずか2ヶ月ちょっとで。
大学生や経験浅い人には荷が重いのは事実ですが、生徒だけじゃなく教師自ら現実逃避したらいけんでしょーが･･･ねぇ。
だから逃げません。
逃げたいけどぉ〜〜〜！！！

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