私ひとりだけが楽しいブログ

2007年 09月 24日 の記事 (1件)


カープの佐々岡投手が、引退発表の会見をされました。
背番号と同じ、18年の野球人生を終えることになりました。
チームがあの有様で、しかも便利屋扱いの無茶な起用を強いられつつ、40歳まで現役でいられたことは尊敬に値します。
18年間の全てが、彼にとってもファンにとっても最高だったわけじゃないですが、いつも存在感が光っている選手だったと思います。
今までお疲れ様でした。

会見で印象に残ったひと言が、タイトルのあの言葉です。
「もう1回優勝したかった」
それと「優勝がいい思い出」
いろいろな感慨が含まれていることは容易に想像できます。

カープの最後の優勝は1991年、佐々岡は入団2年目。
最多勝や最優秀防御率のタイトルを獲り、優勝に貢献した年です。
入団してまもなくの優勝が思い出・・・とは、残りの16年はその思い出を原動力に頑張ってきたということです。
他に何もなかったとは言いませんが、その間優勝が全くないのはやはり佐々岡じゃなくても淋しすぎます。
本当に、もう1回優勝して欲しかった・・・。
彼が現役でいるうちに。

佐々岡が入団した年は、他にもすごい新人がいっぱいいました。
佐々岡はドラフト1位で、4位が前田、6位が浅井。
他球団も日本人大リーガー先駆けの野茂、大魔神佐々木、プリンス新庄、名捕手古田、精密機器小宮山など、プロ野球ファン以外にも名前を知られる名選手ばかりです。
まだ引退してない選手もいて、これからも頑張って欲しいと思うんですが、プロ野球そのものにとってすごくいい時代だったよなぁ・・・今はちょっと業界が冷えてますから。

そんないい時代〜優勝〜タイトル受賞などを経て、16年間もチームが低迷するなんて、佐々岡自身思っちゃいなかっただろうし、ファンももちろん思ってなかったです。
もう優勝経験があるのは、前田と緒方くらいでしょうか。
ファンだって16歳以下は優勝未経験・・・そろそろ本気で優勝してもらわんといけんのんじゃないんか。

今後は解説者になるみたいですが、機会があればユニフォームを着たいとのことなので、またグラウンドに戻ってくる彼の姿に期待しましょう。
全盛期は黒田よりもすごかったように記憶しています。
すばらしい、一流の投手でした。
最後のほうは低迷したけど、それだけは間違いないです。

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2007 09/24 23:59:32 | 広島東洋カープ | Comment(0)
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